Sayalay's Dhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。

2016-09-15から1日間の記事一覧

是誰庵のひとやすみ~尼僧の冬支度

私は、ビルマのパオ森林寺院ヤンゴン支部で出家した尼僧(Sayalay)である(戒師はクムダ・セヤドー)。 パオの決まりで、Sayalayは、こげ茶色の法服を着ることになっているが、15年前に、モーラミャインの本山にいた時頂いたブラウス等々、頂いた時すでに中…

是誰庵のひとやすみ~お隣はパン屋さん

我が Y盆地は、一村一品運動の流れを汲んだ、意識高い系主婦が多い。 で、パン屋さんも、個人営業の店なら皆、酵母パンが売り!である。 私のお気に入りは、塚原高原にある<オ〇パン>だけど、アンパン一個買うには、ちょっと遠い。 ところがところが、我が…

「修心与神通」(翻訳文)~13-2★

(2)軽安が得られない: これは、欲界世界の色とりどりの六塵、五毒、財、色、名、食、睡眠の習慣に執着・愛着し、そこにつかまって、そこから逃げられないでいる、という事を意味する。 そういうことから、人々は、軽安になることができない。 または、定…

パオ・セヤドー講述「菩提資糧」(翻訳文)~181‐5

四部ある注釈の中の、それぞれの注釈の序言に、覚音論師は、以下のような結論を書いている: 「私は現在、注釈を翻訳しているが、その趣旨は、微妙で殊勝な、長部などの聖典に含まれる意味を説明する事である。これは、仏陀および仏陀に類する資格を有する人…