Sayalay's Dhamma book

中国語で書かれた仏教書(主にテラワーダ、南伝仏教系)を日本語に翻訳して公開。たまには<般若の独り言>にて日常の心模様を独白します。                    2018年5月25日クムダ・セヤドーより初心者瞑想指導の許可を得る。 コメント欄はどなたも利用OKですが、リトリートに入っている時は回答致しません。

2016-10-22から1日間の記事一覧

パオ・セヤドー講述「菩提資糧」(翻訳文)~212-12

もし、慈心観(慈梵住)を修行したいのであれば、まず先に、下記の二種類の人間を対象にして、修行してはならないことを、理解しなければならない。 一、異性の人(liṅgavisabhhāga); 二、すでに死んだ人(kālakata-puggala)。 初めて修行を開始する段階…

パオ・セヤドー講述「菩提資糧」(翻訳文)~212-11

<白遍> 32身分(=32の身体部分)の修習を成功させたならば、あなたは簡単に、白遍を修習することができる。 もし、白遍の修行をするのであれば、まず先にあなたは、再度、安般念の修習をして、第四禅に到達するべきである。 禅定によって生じる光が光り輝…

パオ・セヤドー講述「菩提資糧」(翻訳文) ~212‐10

<三十二身分(=32の身体部分)> もし、あなたが32身分を修習したいと考えるならば、まず先に、あなたは、安般念の第四禅に到達しておかねばならない。 禅定の光が、光り輝き、明るく、光芒が四方を照射する時、この光の支援の下、あなたは、身体の32の部…

パオ・セヤドー講述「菩提資糧」(翻訳文)~212-9

それらは、個別に分けて考えれば、禅支と称するが、しかし、全体的には、ジャーナと称する。ジャーナの修行を始めたばかりの時、あなたは、長時間ジャーナに入っているように練習するべきであり、あまり多くの時間を禅支(jhānaṅga)の識別に費やしてはなら…

パオ・セヤドー講述「菩提資糧」(翻訳文)~212-8

ジャーナについて 信、精進、念、定、慧の5根が十分に育成された時、定力は近行定を超えて、安止定に到達する。ジャーナに到達した時、心は、持続的に絶え間なく似相を覚知し続ける。この状況は、数時間、または一晩、一昼夜続くことがある。 心が持続的に、…

是誰庵のひとやすみ~今更聞けないテーラワーダ(6)

<テーラワーダと大乗仏教の違い> テーラワーダはタイ、ミャンマー、スリランカ、ラオスなどに広がる仏教で、またの名を、上座部仏教、南伝仏教、また初期仏教、原始仏教等と言われ、仏陀の教えをなるべく変形しないよう気を付けながら、その教えを、古のま…

是誰庵のひとやすみ~今更聞けないテーラワーダ(5)

<テーラワーダに宗派はあるか?> 私が日本で「緬甸で出家して尼僧になりました」と言うと、ほとんどの人が「で、宗派は何?」と尋ねます。 テーラワーダには日本で言うような<宗派>は、ありません(厳密な意味で分類すれば、あるかもしれません。修行方…

是誰庵のひとやすみ~今更聞けないテーラワーダ(4)

今日は<森林寺院の一日、特に托鉢について>です。 仏陀ご在世の時、出家者は皆、四つの生活必需品を、在家から布施で以て、頂戴して来る形になっていました。 それは、食べ物、衣類(三衣)、薬と住居の四つです。 今でも、テーラワーダでは、食べ物と薬は…

パオ・セヤドー講述「菩提資糧」(翻訳文)~212-7

もし、禅相があなたの顔から遠く離れた所に出現した時、それに注意を払ってはならない。 というのも、それは消失する可能性があるから。もし、それに注意を払わないでいて、接触点を通過する息に対して、引き続き、ただただ専注することだけを実践するならば…