Sayalay's Dhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。

2017-09-11から1日間の記事一覧

「メーチ・ケーウの物語」(翻訳文)3-11

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> そのような事から、それぞれの田舎の村の真ん中に、仏教寺院があるにはあっても、神霊信仰が、村民の日常生活の、重要な位置を占めていた。 アチャン・サオは、長年、村々を行脚して、村民に持戒の功徳を説き、彼…

「メーチ・ケーウの物語」(翻訳文)3-10

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 達頌は嬉しくなって、即刻、作業を始めた。 アチャン・サオがここで雨季を過ごす為には、いくつかの建物が必要であった: 一人の出家者に、一軒づつの茅葺小屋、食堂と経典を読誦する大殿。それ以外に、歩く瞑想…

「メーチ・ケーウの物語」(翻訳文)3-9

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> すでに55歳になってはいたものの、アチャン・サオは炎天の下で、終日行脚し、安定した、軽い足取りで、最も危険な地域を踏破した。 彼ら一群の人々が、卉晒村の近くに到着したのは、雨期が始まったばかりの時で、…

「メーチ・ケーウの物語」(翻訳文)3-8

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 了解你自己、接受自己的錯誤、 (己自身を理解して、己の間違いを受け入れて) 然後努力改過。 (その後に努めて間違いを改める) 対自己不要有所隠瞞、 (己自身に隠すところなく) 最重要的是、不要欺騙自己。 …

「メーチ・ケーウの物語」(翻訳文)3-7

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 一軒の家には、誰か一人、早起きして火を起し、ご飯を炊く人が必要で、誰かが、三度の食事を準備しなければならないし、茶碗を洗い、掃除・洗濯をしなければならない。 そのほかに、綿花は糸にしなければならない…