Sayalay's Dhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。

2017-09-15から1日間の記事一覧

「メーチ・ケーウの物語」(翻訳文)3-24

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 你的身、你的心、你的生命ーー (あなたの身体、あなたの心、あなたの命ーー) 這些都不属于你的、 (これらは皆、あなたのものではなく、) 所以不能依靠它們帯給你 (故に、それらによって、あなたに) 真正的…

「メーチ・ケーウの物語」(翻訳文)3-23

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 毎朝、アチャン・マンが村に入って托鉢する時、達白はいつも、食べ物を布施した。 彼女は村人たちと一緒に列を作って、アチャン・マンが自分の目の前まで来るのを待って、食べ物を鉢の中に入れた。 托鉢の時、ア…

「メーチ・ケーウの物語」(翻訳文)3-22

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> アチャン・マンは、朗々とした力のある声で、布施の真正なる意義を説いた: 布施の功徳は、自我の犠牲的行為である。 他人に対して、見返りを期待せずに、無条件に利益するのは、布施を受け取る人に、豊穣を齎す…

パオ・セヤドー弘法記念「顕正法蔵」(翻訳文)5-94

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 8-8-3 五自在 第一:どのような時にでも、入定したいと思った時に、迅速に、入定できるように、訓練しなければならない。 第二:出定すると予定していた時間に、自在に出定できるよう、訓練する。 第三:どれほど…

パオ・セヤドー弘法記念「顕正法蔵」(翻訳文)5-95

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 一境性(ekaggatā): 心と目標(たとえば、安般似相)が結合すると一境性になる。また、定とも言う。 それは、心をして、穏やかに目標(安般念似相)の上に置かしめるか、または、心をして、正確に目標の上に置…

「メーチ・ケーウの物語」(翻訳文)3-21

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> それを聞いた達白は少し驚いて、自分の考えを言うのを忘れてしまったが、一切は思い通り整ったように思え、それ以上、何も言うことはなかった。 アチャン・マンは、物言いたげに彼女に向かって微笑み、彼女の心の…