Sayalay's Dhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。

2017-10-31から1日間の記事一覧

「身念処」1-42

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 1-4-5(第二聖諦) 第二聖諦とは、苦因聖諦(集諦)の事であるーー苦の因とは、すなわち渇愛、または貪愛である。 三種類の貪愛がある: 1)欲貪(感官的な貪愛)。 五根の、五塵(色、声、香、味、触)に対して…

「身念処」1-41

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 修行者は、<今・ここ>における心身を所縁として、苦を観照しなければならない。 智慧でもって、苦を照見すればするほど、修行の中から、多くの利益を得る事ができる。 この種の利益とは、貪愛を断じ除く事ができ…

「身念処」1-40

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> どのような肉体的存在に対しても、欣喜を覚える人; 目が色(=物質)を見る時、耳が音・声を聞くとき、または想像に対する認知において、または心行または意識の造作に欣喜を覚える人; 彼は苦を受けるのが好き…