Sayalay's Dhamma book

中国語で書かれた仏教書(主にテラワーダ、南伝仏教系)を日本語に翻訳して公開。たまには<般若の独り言>にて日常の心模様を独白します。                    2018年5月25日クムダ・セヤドーより初心者瞑想指導の許可を得る。 コメント欄はどなたも利用OKですが、リトリートに入っている時は回答致しません。

2018-07-30から1日間の記事一覧

《Vipassanāハンドブック》9-1(F)

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> (九)四大種 ここにおいて、大種とは、大いに生長するものを言う。 1、地: 拡大(extension)する元素の事を言う。 すなわち、物質の基礎または基本原理である。 地大の特質は、多くの異なるレベルがあり、た…

《Vipassanāハンドブック》8-10(F)(30/80)

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 10、身軽安: 心所が、沈着・冷静である事。 11、心軽安: 心が沈着であり、静かである事。 心所が静止の状態にあるため、冷静であり、故にこの時の心所に、三悪法がない。 三悪法は、人をして、善の行いを嫌悪せ…

《Vipassanāハンドブック》8-9(F)

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> (四)善心所 1、無貪: 心が公正無私である事。また出離界、無貪欲(anabhijjhā)とも言う。 2、無瞋: 倫理学的には友善、または純潔な心を言う。 無恚(abyāpāda)、慈(mettā)とも言う。 3、無痴: 物事…

《Vipassanāハンドブック》8-8(F)

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 6、嫉: 嫉妬または(+相手を)認めない事。 または、相手を褒めることが出来ない事。 または、他人の成功を祝福できない事。 嫉は、他者を否定したがる性格、惰性の事。 7、慳: 利己的。吝嗇。他人と分け合っ…

《Vipassanāハンドブック》8-7(F)

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> (三)不善心所 1、貪: 倫理学的な意味においては、貪心を言う。 心理学的には、心が物に粘着する事を言う。 ある時には、渇愛(taṇhā)とも、 ある時には、貪欲(abhijjā)とも、 ある時には、欲(kāma)とも…

《Vipassanāハンドブック》8-6(F)

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> (二)別境心所 1、尋: 運用を開始する事。 その機能は、心が所縁に標準を合わせる事。 尋はまた、思惟と言うこともできる。 二種の思惟がある。 正思惟と邪思惟である。 2、伺: 心が継続して運用される事。 …

《Vipassanāハンドブック》8-5(F)(25/80)

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> (一)遍行心所 1、触: 触とは所縁に接触するという意味である。 その事によって、好ましい、または好ましくない心境が生じる。 その為に、それは、心所を生じせしめる主要な要因となる。もし「触」がないので…

《Vipassanāハンドブック》8-4(F)

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 3、14種類の不善心所(pāpa-hati)。 すなわち: 貪(lobha)、瞋(dosa)、痴(moha)、 邪見(diṭṭhi)、慢(māna)、嫉(issā)、 慳(macchariya)、悪作(kukkucca)、 無慙(ahirika)、無愧(anottappa)…

《Vipassanāハンドブック》8-3(F)

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 以下の13種類の心所は、混合心所(vimissaka)とも言い、また「非道徳」心所と、訳すことができる。 というのも、それらは、善と不善の心心所によって構成されているが故に。 1、七種類の遍行心所(sabba cittak…

《Vipassanāハンドブック》8-2(F)

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 意識はまた、四種類に分類できる: 欲界識、色界識、無色界識、出世間識。 (1)欲界識: この四種類の中で、欲界識とは、欲界において、欲貪を擁する衆生の識を指す。 欲界識は、また、四種類に分類することが…

《Vipassanāハンドブック》8-1(F)

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> (八)54種類の心法 54種類の心法がある。すなわち: 1、心または識。 2、心所:心所にはその付随物があり、それは、52種類の心所である。 3、涅槃:涅槃を証悟すると、生死輪廻を脱することができる。 (「以…

般若の独り言~指導者の見つけ方

題は<指導者の見つけ方>ですが、修行の心得のようなものを書いてみます。 まず、自分は緬甸のパオ・メソッドが気に入ったとか、 タイのアチャン・チャー系が気に入ったとか、好きな修行方法を見つけます。 その中で、何人かの指導者に会って、話を聞きます…

般若の独り言~質問:パオのソータパナの人数は?

ブログの読者の方から、「パオのソータパナ(預流。 初果)の方々は、一体どれくらいいるのか?」 というご質問を受けました。 人数を特定するのは、非常に難しいです。 状況としては、20年前、私が緬甸の東部モーラミャインのパオの本山で修行していた時の…