Sayalay's Dhamma book

中国語で書かれた仏教書(主にテラワーダ、南伝仏教系)を日本語に翻訳して公開。たまには<般若の独り言>にて日常の心模様を独白します。                    2018年5月25日クムダ・セヤドーより初心者瞑想指導の許可を得る。 コメント欄はどなたも利用OKですが、リトリートに入っている時は回答致しません。

2018-11-16から1日間の記事一覧

『涅槃証悟の唯一の道』 パオ・セヤドー著(3‐49)

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 一道門 Vipassanā に関する基本的な検討を終了するにおいて、我々は、《増支部・ウッティヤ經》(Uttiya Sutta)を、見てみようと思う。 經の中において、以下の様に言う: 有る一人の、名をウッティヤという外道…

『涅槃証悟の唯一の道』 パオ・セヤドー著(3‐48)

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 疑いもなく、あなたがその近因、すなわち、触所縁の身浄色への衝撃を、観照する事ができるのでなければ、あなたは、身触生受の生起を観照する事は、できない。 これこそが、なぜ身触生受を観照する為には、先に四…

『涅槃証悟の唯一の道』 パオ・セヤドー著(3‐47)

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 我々はすでに、究極諦に基づいて ”膝が痛い” とはどういう事であるかを、解説した。 では、今、私はあなたに聞きたい; 本当に膝が痛いのであろうか? 否! それは、一種の表現方式にしか過ぎない。 痛みは一種の…

『涅槃証悟の唯一の道』 パオ・セヤドー著(3‐46)

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 触所縁とは、地界(pathavīdhātu)、火界(tejodhātu)、または風界(vādodhātu)の三種類の法の一つを、言うものである。 触所縁が、不断に、我々が膝と称している所の、身十法聚の中の身浄色にぶつかり、撃つ時、こ…

『涅槃証悟の唯一の道』 パオ・セヤドー著(3‐45)

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 多くの経典において、例えば《中部・六六經》(Chachakka Sutta)では、仏陀は、この種の身受が如何に生起するかを、解説している: ”身と触(kāyañca paṭicca phoṭṭhabbe ca)の縁によって身識(uppajjati kāyav…