Sayalay's Dhamma book

中国語で書かれた仏教書(主にテラワーダ、南伝仏教系)を日本語に翻訳して公開。たまには<般若の独り言>にて日常の心模様を独白します。                    2018年5月25日クムダ・セヤドーより初心者瞑想指導の許可を得る。 コメント欄はどなたも利用OKですが、リトリートに入っている時は回答致しません。

2018-12-08から1日間の記事一覧

『涅槃証悟の唯一の道』 パオ・セヤドー著(8-8)

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 結論 あなたがすでに識別できた事柄について、我々は、ここで再確認してみたいと思う。 (1)すでに、内在する名法を識別し、かつそれを ”名” であると、確定することができた。 (2)すでに、内在する色法を識…

『涅槃証悟の唯一の道』 パオ・セヤドー著(8-7)

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> (116/160) ”名” として観照する 色界と欲界心路の各種の名法を識別し、確定する目的は、心は、これらの名法の生、住、滅を除いては、他には何もない、という事を了知する為である。いわゆる霊魂、自我などとい…

『涅槃証悟の唯一の道』 パオ・セヤドー著(8-6)

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> ここにおいて、初禅、第二禅と第三禅の、この三種類の遍作速行は、みな34個の名法を有しているが、しかし、第四禅の遍作速行は、33個の名法しかない(+事を説明するが、それはすなわち、ここには)喜(pīti)が…

『涅槃証悟の唯一の道』 パオ・セヤドー著(8-5)

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> あなたは、一個のジャーナ心路において生起する所の、何千何万回の初禅速行心(javanacitta)の中の五禅支を、なるべく多く識別できる様なレベルにまで、禅の修習をしなければならない。 一個の初禅心が生起する…

『涅槃証悟の唯一の道』 パオ・セヤドー著(8-4)

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> ジャーナ心路の識別 もし、あなたがすでに、入出息ジャーナに入る事ができるのならば、名法の修習の最もよい着手の方法は、先に禅支を識別し、次に、ジャーナ心とその他の心所を、識別する事である。 (+禅修行…

『涅槃証悟の唯一の道』 パオ・セヤドー著(8-3)

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> ある種の心は、心路(cittavīthi)において生じるが、これを心路心(vīthi-citta)と呼ぶ; ある種の心は、心路以外において生じるが、これを離路(vīthimutta)心、と呼ぶ。 この事柄については、我々は前に、有…

『涅槃証悟の唯一の道』 パオ・セヤドー著(8-2)

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 《大念処経》の中において、仏陀は、受に関して名業処を修習する事は、 受随観(vedanānuvipassanā)に属すると述べ、その他の心所は、 法随観(dhammānuvipassanā)に属する、と述べている。 例えば、不善心所は…

『涅槃証悟の唯一の道』 パオ・セヤドー著(8-1)

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> (105/160) 名業処 名法を了知するためには、先に、名法に関する基本的な知識を、知っておかねばならない。 我々はすでに、それらに関する、いくつかの基本的な知識に、言及した。 ゴータマ仏陀は、アビダンマ…