Sayalay's Dhamma book

テーラワーダ系仏教書の翻訳は2019年夏を持ちまして終了致しました。これまでに翻訳しました内、23冊は<菩提樹文庫>にてPDF版を読むことが出来ます。今後、翻訳文を掲載する予定はありませんが、偶には<般若の独り言>にて日常の心模様を独白します。学問的な議論ではなく、ただの雑談、独り言です、お楽しみ頂ければ幸いです。2018年5月25日クムダ・セヤドーより初心者瞑想指導の許可を得ました。 初心者の疑問にはコメント欄にて対応します。

2018-12-12から1日間の記事一覧

『涅槃証悟の唯一の道』 パオ・セヤドー著(9-10)

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> ここにおいて、前世の最後の一個の心路の所縁は、同時に今世の一番目の心でもあるーーすなわち、結生心(paṭisandhi citta)の所縁である(+事が分かる)。 この所縁の出現は、あなたの前世の臨終において、成熟…

『涅槃証悟の唯一の道』 パオ・セヤドー著(9‐9)

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> (125/160) (1)業(kamma): 同一の一生の中における、更に早い時期または、ある過去世の中において、造(ナ)した所の、善業の思(=思い)。 例えば、あなたが、比丘に食べ物を供養したか、またはその他…

『涅槃証悟の唯一の道』 パオ・セヤドー著(9-8)

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> これらの例の中において、業行(saṅkhāra)は、布施又は、入禅の善思(kusala cetanā)であり、業(kamma)は、それらの業力である。 これら二者は、業転輪(kammavaṭṭa)を構成する中心 (+点)に出現する。 発…

『涅槃証悟の唯一の道』 パオ・セヤドー著(9-7)

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> (1)煩悩輪転(kilesavaṭṭa): ここにおいて、それは、比丘、比丘尼(尼僧)、男性、女性、天人または梵天人になりたいと言う不善貪根速行心を擁する意門心路である(+と言える)。 この一連の意門心路に沿っ…

『涅槃証悟の唯一の道』 パオ・セヤドー著(9-6)

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 縁生の識別 (縁生=縁によって生まれる事) 過去を識別するために、あなたは先に、蝋燭、花または線香などを仏塔または仏像に布施をする。 その後に、生まれ変わりたいという願を立てる。例えば、比丘、比丘尼(…

『涅槃証悟の唯一の道』 パオ・セヤドー著(9-5)

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 五因とは、生々世々、代々の善業と不善業の累積であり、その業力が五果を生じせしめる、すなわち、未来の業果である。 出生と生命は、過去の五因によって引き起こされた五果以外の何物でもない。自我というものは…

『涅槃証悟の唯一の道』 パオ・セヤドー著(9-4)

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> (3)果報輪転(vipākavaṭṭaṃ): それは、識(viññāṇa)、名色(nāmarūpa)、六処(saḷāyatana)、触(phassa)と 受(vedanā)の循環である。 それは過去の業の結果である。 言い換えれば、それは生(jāti)、…