Sayalay's Dhamma book

テーラワーダ系仏教書の翻訳は2019年夏を持ちまして終了致しました。これまでに翻訳しました内、23冊は<菩提樹文庫>にてPDF版を読むことが出来ます。今後、翻訳文を掲載する予定はありませんが、偶には<般若の独り言>にて日常の心模様を独白します。学問的な議論ではなく、ただの雑談、独り言です、お楽しみ頂ければ幸いです。2018年5月25日クムダ・セヤドーより初心者瞑想指導の許可を得ました。 初心者の疑問にはコメント欄にて対応します。

2019-04-24から1日間の記事一覧

翻訳『禅修指南』6‐1(63 /520)

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 第五章:色業処の基本理論 《観禅の修行における諸法の観照》 ’Sabbaṁ bhikkhave anabhijānaṁ aparijānaṁ avirājayaṁ appajahaṁ abhobbo dukkhakkhayāya・・・(P)・・・Sabbāñca kho bhikkhave abhijānaṁ parij…

翻訳『禅修指南』5‐16

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 《近行定に向かって》 四界に基づいて、定力を育成して、近行定に向かう時、あなたは、異なった種類の光を、見る様になる。 ある種の禅修行者は、その始まりの段階において、その光は、灰色の煙の様である。 もし…

翻訳『禅修指南』5‐15

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> (七)諸々の相を識別する(lakkhaṅato): あなたが、禅の修行を開始したばかりの者で、一つひとつの界の、自性相(sabhāva‐lakkhaṅa、すなわち、特徴)が、いまだ明確でない時、それらの作用または現起(現象)…

翻訳『禅修指南』5‐14

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> (五)概念を超える(paññattisamatikkamanato): 「地水火風」と心で念ずるだけではいけない。同時に、それらが代表する所の、真実・内実に注意を払う。すなわち:硬さ、粗さ、重さ、滑らかさ、軽さ、流動性、…

翻訳『禅修指南』5‐13

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> (一)順序良く(anupubbato): ここで言う順序とは、仏陀の教えた順序、すなわち、地、水、火、風である。 (二)速すぎない(nātisīghato): 速すぎると、四界がよく観えない。 (三)遅すぎない(nātisaṇika…

翻訳『禅修指南』5‐12

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 《10種類の定力を育成する方法》 《清浄道論》では、10種類の、法の観察を通して、定力を育成する方法を、述べている。 すなわち: 順序よく、速すぎない、遅すぎない、干渉を避ける、 概念を超える、不明確なも…

翻訳『禅修指南』5‐11

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 今、あなたはこの、身体に遍満する 12種類の性質を識別する事に熟練した。 (+あなたにとって)それらが、明晰になった時、そして、それらが、同時に出現する様に感じられる時、あなたはそれらを、地、水、火、…

翻訳『禅修指南』5‐10

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 《諸界のバランス》 この様に修行する時、ある種の禅修行者は、諸界におけるバランスを、失うことがある。 ある種の界が強すぎて(=強く感じ過ぎて)我慢できない程になる。 特に、硬さ、熱さと推進がそうである…

翻訳『禅修指南』5‐9

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> (十一)「流動(+性)」を識別する為に、あなたは、唾液が口の中に入って行く流動、血管の中の血液の流動、空気が肺に入る時の流動、または熱気の全身における流動を、察知する様にする。 万一、流動の性質が明…

翻訳『禅修指南』5‐8

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> (六)次に、舌でもって、唇の内部を押してみて、「柔らかさ」の性質を、感じる取る様にする。 その後、全身の柔らかさを遍照出来るまで、継続して、系統的に修習する。 その後、全身の推進、硬さ、粗さ、重さ、…

翻訳『禅修指南』5‐7

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> (三)その後、「粗さ」の識別に進む。舌でもって、歯に触り、舌で歯を摩擦してみる。 または、手の甲でもって、もう一つの手の甲をこする。 この様にすれば、粗さの性質を知る事ができる。 もし、粗さを感じ取る…

翻訳『禅修指南』5‐6

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> (一)「推進(+性)」の識別を開始する場合、呼吸する時の風大が、頭の中央を押す、その推進力に注意を払う。 もし、それを察知する事が難しいならば、吸気する時の、胸部または腹部の移動に、注意を向けてもよ…