Sayalay's Dhamma book

テーラワーダ系仏教書の翻訳は2019年夏を持ちまして終了致しました。これまでに翻訳しました内、23冊は<菩提樹文庫>にてPDF版を読むことが出来ます。今後、翻訳文を掲載する予定はありませんが、偶には<般若の独り言>にて日常の心模様を独白します。学問的な議論ではなく、ただの雑談、独り言です、お楽しみ頂ければ幸いです。2018年5月25日クムダ・セヤドーより初心者瞑想指導の許可を得ました。 初心者の疑問にはコメント欄にて対応します。

2019-05-06から1日間の記事一覧

翻訳『禅修指南』8-42

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 10個の結の生起 《大念処経註》の「法随観篇」において、10結(saṁyojana、結縛、すなわち、不善法)がどの様にして、色所縁を目標に取る事によって、生起するのかに、言及している。 もし、この点を理解する事が…

翻訳『禅修指南』8-41(140/520)

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 死随念(maraṇānussati) 死随念の修習は、近行定にしか、到達する事が出来ない為、速行は、ただ七回のみ出現する。 それらは「欲界近行定速行」(kāmāvacara upacāra samādhi javana)であり、彼所縁は生起した…

翻訳『禅修指南』8-40

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 仏随念(Buddhānussati) もし、すでに、四護衛禅を修習した事があるのならば、禅修行者は、仏陀の功徳を所縁とする、意門大善速行心路過程をも、識別するべきである。 喜俱智相応の速行名法は、信慧グループの、…

翻訳『禅修指南』8-39

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 信、慧(正語、正業、正命) 離心所を擁する速行名法の中の「信」は、業報の法則に信心(=確信)を有し、戒法の教えを信じる事を言う。 「慧」は、業報の法則を知っている事を言い、すなわち「自業正見」(kamma…

翻訳『禅修指南』8-38

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 正業(sammā kammanta) 心は、有分透明界(意門)を保持し、過去の殺生から離れた状態を所縁として、所縁が、意門に出現した後、生起した意門心路過程の中の、複数の名法、速行の中の喜智相応の 34個に、正業(…

翻訳『禅修指南』8-37(135/520)

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 《法所縁グループーー善グループ》 禅修行者が、法所縁グループの善名法を、記憶するのに便利な様に、ここでは、それらを四種類に分ける。 すなわち: (A)11種類の真実色法を所縁に取る、名法グループ。 (B)1…

翻訳『禅修指南』8-36

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 声(=音、以下同様)所縁グループの識別方法 まず、耳浄色と有分透明界(意門)を同時に、識別する。その後に音を聞く。 逐一、六種類の方式で音を作意する。 すなわち、それを(1)音声、(2)色法、(3)無…

翻訳『禅修指南』8-35

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> これらの心路過程の中において、眼識名法は、眼依処色(cakkhu vatthu rūpa、すなわち:眼浄色)に依存して生起する。 その他の名法は、皆心所依処色に依存して生起する。 經における教法によると、例えば、《根…