Sayalay's Dhamma book

中国語で書かれた仏教書(主にテラワーダ、南伝仏教系)を日本語に翻訳して公開。たまには<般若の独り言>にて日常の心模様を独白します。                    2018年5月25日クムダ・セヤドーより初心者瞑想指導の許可を得る。 コメント欄はどなたも利用OKですが、リトリートに入っている時は回答致しません。

2019-05-13から1日間の記事一覧

般若の独り言~『禅修指南』翻訳の速度

『禅修指南』ご愛読の皆様へ 『禅修指南』の翻訳の速度が、最初の想定より速くて、申し訳ありません。 書かれいている内容が非常に難しく、ゆっくり翻訳したい所ですが、『禅修指南』の次は、(2019年度内に)パオ・セヤドー著「顕正法蔵」(120頁まで翻訳し…

翻訳『禅修指南』9-20

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 《煩悩輪転の三》 1、涅槃を証悟する事の出来る「比丘」が、存在していると錯覚するのは、無明である。 2、涅槃を証悟する事のできる比丘の生活を、渇愛するのは、愛である。 3、涅槃を証悟する事の出来る比丘の…

翻訳『禅修指南』9-19(185/520)

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> もし、禅修行者が、臨終の名色法を識別する事が出来たならば、それはすなわち、非常に確実に、この三種類の目標の内の一つ(すなわち、業、または業相、または趣相)を見つけた、と言える。 このレベルになれば、…

翻訳『禅修指南』9-18(184/520)

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 《過去世の臨終の時に向かって》 人類が結生(paṭisandhi)する時、三種類の色聚が生起する。すなわち、心色十法聚(hadaya dasaka kalāpa)、身十法聚(kāya dasaka kalāpa)と性根十法聚(bhāva dasaka kalāpa…

翻訳『禅修指南』9-17

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 《色相の出現》 最も近い、過去の名色法を識別している時、もし、発願した所の、色相が出現した場合、その色相の、四界(四大種)を識別する。 それは、多くの微細な色聚に変化する。 それらの、色聚の中の色法を…

翻訳『禅修指南』9-16

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 《煩悩輪転及び業輪転》 前に述べた、生死輪転(saṁsāravaṭṭa)を引き起こす所の、無明、愛、取、行及び業(avijjā、taṇhā、upādāna、saṅkhāra、kamma)に関して、ここにおいて、更に一歩進んで、解説する。 上に…

翻訳『禅修指南』9-15

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 《心(すなわち智)を過去に向かわせる》 先に、順序に従って、定力を育成する。 次に、内部と外部の名色法を識別し、了知する。 特に、第六グループの名色によって、過去を識別する。 この方法を採用する、禅修…

般若の独り言~緑濃い山々

源平なんとか・・・植えて6年程。何という名の木でしょうか?白と桃色の咲き分けです。 五月は、気持ちのいい日が続きます。 Y盆地では、田植えの準備が、着々と進んでいます。 水の張られた棚田は、先人の努力の結晶の様で、実に美しいです(棚田を作った人…

翻訳『禅修指南』9‐14(180/520)

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 《五種類の縁起の教法》 《清浄道論》(第17章)と《迷惑氷消》の、縁起分別篇の中において、藤収集者が藤を切る比喩でもって、四種類の縁起の教え方を描写している。 それはすなわち: 1、随順縁起法 (anuloma …