Sayalay's Dhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。

2019-05-30から1日間の記事一覧

翻訳『禅修指南』10-20(300/520)

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 《触の縁によりて受》(Phassapaccayā vedanā) (触が生起するが故に、受が生起する) 六種類の触によって、以下の六種類の受が生起する: 1、Cakkhusamphassajā vedanā=眼触生受。 2、Sotasamphaassajā vedanā…

翻訳『禅修指南』10-19(295/520)

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 《六処の縁によりて触》(Saḷāyatanapaccayā phasso) (六処が生起するが故に、触が生起する) 触(phassa)は六種類ある。すなわち、眼触、耳触、鼻触、舌触、身触と意触である。 一切の、結生、有分、死亡、五…

翻訳『禅修指南』10-18(290/520)

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> (D)色が生起するが故に、意処が生起する 五蘊界の中(人界を含む)において、名法は、必ず、それぞれにおいて、依処色が存在する時にのみ、生起することができる。 もし、依処色がないのであれば、それらは生起…