Sayalay's Dhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。

2019-07-08から1日間の記事一覧

パオ・セヤドー弘法記念「顕正法蔵」6‐5

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> もし、未だ成功しないのならば、あなたは再度、安般念を修習して、第四禅に到達する様にする。 第四禅の光が極めて明るく輝く時、あなたは再度同時に、色聚が見えるまで、全身の四界に注意を払う。 この時、あな…

パオ・セヤドー弘法記念「顕正法蔵」6‐4(142/430)

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 10 色聚の分析方法 10.1 四界の識別方法 色聚は「明浄(=明るく清らかな様)」と「非明浄」の二種類に、分けることができる。 そして、唯一「浄色」(pasāda rūpa)を含む業生色聚だけが、明浄である。 あなたは…

パオ・セヤドー弘法記念「顕正法蔵」6‐3

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 9.3《覚支善巧經》(または《火經》) 安止の善巧に関して解説する時、「比丘たちよ、心が軟弱で無力の時、それは覚支を強化する時ではない・・・」の経文に関連して、覚支の善巧(=覚支の善くて巧みな様子)に…

パオ・セヤドー弘法記念「顕正法蔵」6‐2

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 9.2《無上清凉經》 この經は、無上清凉なる涅槃と関連のある經である: 「比丘たちよ、比丘に六法がある時、彼は無上清凉なる涅槃を証悟することができる。ここにおいて、比丘たちよ、 (一)心を抑制するべきで…