Sayalay's Dhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。

2019-08-26から1日間の記事一覧

パオ・セヤドー弘法記念「顕正法蔵」10-18(318/430)

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 回答八 私は一つの例を挙げたいと思う、優楼頻螺迦葉(Ven. Uruvela Kassapa)が、非常によい例である: 勝蓮華仏の時代、彼は一人の在家居士であった。 ある日、彼は勝蓮華物が獅子音比丘(Sīhaghosa)を、従者…

パオ・セヤドー弘法記念「顕正法蔵」10-17(315/430)

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 回答七 「ここにおいて、学生よ。 男性または女性がいて心の中に嫉妬(+心)を抱え、他人が獲得した供養、名誉、重視、礼拝、尊敬などに嫉妬を感じ、憤慨し、嫉妬の心を、心に満たしている。 この様な行為を履行…

パオ・セヤドー弘法記念「顕正法蔵」10-16(313/430)

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> しかしながら、彼の業は、強くて力のある慈心ジャーナに囲まれていた。 なぜ、彼の慈心ジャーナは、それほど強くて力があるのか? というのも、彼は特に、慈心ジャーナの修行に重きをおいていたのが、一つの要素…

パオ・セヤドー弘法記念「顕正法蔵」10-15(312/430)

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 当時の難陀の戒行は清浄で、それは輝く宝玉の様にであり、また、八定と五神通が伴っていた; 供養する前、供養の時、供養の後、彼は常に仏法僧の三宝に対して、清らかな信心(=信頼の心)があった; 彼は業には大…