Sayalay's Dhamma book

仏教書の翻訳は2019年夏をもちまして一旦終了しましたが、2020年発生しましたコロナ禍により、修行者独習に供する為、『親知実見』を翻訳しています。過去に訳出した23冊は<菩提樹文庫>にて閲覧できます。2018年5月25日クムダ・セヤドーより初心者瞑想指導の許可を得ました。 初心者の疑問にはコメント欄にて対応します。

2021-01-18から1日間の記事一覧

翻訳『親知実見』#15-4

この段階において、あなたは、入出する息が長いかまたは短いかについての覚知を、育成しなければならない。 ここで言う所の、長いまたは短いは、寸法の事を言っているのではなく、持続する時間の長短を言うのである。 あなたは自分自身で、(息が)どれくら…

翻訳『親知実見』#15-3

呼吸の概念とはすなわち、入出息念の所縁であり、また、あなたが定力を育成する為に、専注しなければならない所縁でもある。 この方法によって、呼吸の概念に専注する時、もし、あなたが、かつて、過去世において、この業処を修習した事があり、かつ一定程度…

翻訳『親知実見』#15-2

禅の修行を始める時、まず、快適な、リラックスした姿勢で座り、かつ、鼻の先において、出入りする息を覚知する様にチャレンジする。 あなたは、鼻のちょうど下の方、または鼻孔の出口の所の、ある一か所において、それを感じる様にする;当該の場所を接触点…

翻訳『親知実見』Knowing and Seeing #15-1

如何にして禅定を育成するか 如何にして禅定を育成するべきか? 止禅には合計40種類の業処があり、その内のいずれか一種類を選んで、禅定を育成する為の修習をする事ができる。 どの種類の業処を選べばよいか、決定する事ができない人は、入出息念(ānāpānas…

翻訳『親知実見』#14-7

八支聖道の第八項目の要素は正定(sammāsamādhī)である。 正定とは、初禅、第二禅、第三禅と第四禅を言う。 《大念処經》(Mahāsatipaṭṭhāna Sutta)では、これらを正定と呼んでいて(D. 2.402;M .1.135)、《清浄之道》では、更に一歩進んで四種類の色…

翻訳『親知実見』#14-6

八支聖道の第六項目の要素は正精進(sammāvāyāma)である。正精進も、四種類ある; 1)いまだ生起しない不善法の生起を防止する事に努力する 2)すでに生起した不善法を取り除く様、努力する 3)いまだ生起していない善法が生起する様、努力する 4)すでに生…

翻訳『親知実見』Knowing and Seeing #14-5

八支聖道の第三項目の要素は正語(sammāvācā)である。 正語はすなわち、虚妄語、離間語、粗悪語と雑穢語を避ける事である。 八支聖道の第四項目の要素は正業(sammākammanta)である。 正業とはすなわち、殺生、不与取、欲邪行と放逸の因である諸々の酒類<…