Sayalay's Dhamma book

仏教書の翻訳は2019年夏をもちまして一旦終了しましたが、2020年発生しましたコロナ禍により、修行者独習に供する為、『親知実見』を翻訳しています。過去に訳出した23冊は<菩提樹文庫>にて閲覧できます。2018年5月25日クムダ・セヤドーより初心者瞑想指導の許可を得ました。 初心者の疑問にはコメント欄にて対応します。

2021-01-24から1日間の記事一覧

翻訳『親知実見』#17-4

もし、精進根が強すぎる時、その他の信、念、定、慧の諸々の根が、勝解(決定)、確立、散乱の防止及び洞察力の育成という、各種の作用を実行する事ができない。故に、過度の精進は、心をして平静に、似相に専注する事をできなくしてしまう。 ソーナ(Soṇa K…

翻訳『親知実見』#17-3

しかしながら、若し、禅修行者の信心(=確信、以下同様)が過剰に強い時――ここで言うのは、似相の修習に対する信心であるがーーその場合、彼の定力は却って、弱まるのである。 行き過ぎた確信は、強すぎる喜(pīti)を伴っており、故に、感情的な波を引き起…

翻訳『親知実見』#17-2

例えば、ある禅修行者が、以下の様に考えたとする: 「ただ入息と出息に注意を払うだけで、ジャーナを証得する事ができるのだろうか?取相が白いコットンボールの様で、似相は透明な氷またはガラスの様だと言うのは、本当だろうか?」 この様な考えを長く続…

翻訳『親知実見』knowing and Seeing#17-1

如何にして五根をバランスするか 有分に落ち込むのを避ける為、また定力を更に一歩進んで育成する為、あなたは五根(pañcindriyā)の助けを借りて、心を策励して、それを似相に固定せしめなければならない。 この五根とは: 1)信(saddhā) 2)精進(vīriya…

翻訳『親知実見』#16-7

あなたは、心をして平静である様にし、白色の取相に専注する事、一時間、二時間、または三時間または更に長く・・・。もし、あなたが、この様に、あなたの心を取相の上に一時間または二時間、固定し続ける事が出来たならば、それは清らかに、明るく、光耀く…

翻訳『親知実見』#16-6

もし、禅相が、あなたの面前の遠い所でしか出現しないのであれば、今は、その事を気にしない様にする。 というのも、それは消失するかも知れないが故に。 もし、あなたがそれに対して、知らぬふりをして、単純に接触点上の息に専注するならば、禅相は近くに…