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wong0110's diary

中国語で書かれた仏教書を日本語に翻訳して公開。+日常の心模様の独り言。

☆「掌中の葉」(翻訳文)1-19

上述した部分(No.1-18)における、最初の誤解、問題点は: 我々が、定の顕現状態を観た時、我々は、知らず知らずの内に、不動揺の顕現状態を模倣して、それを通して、定を獲得しようとすることである。 実際、我々はどのようにすれば、定を育成することがで…

是誰庵のひとやすみ~戒名の起源

俳優の渡瀬恒彦さんが亡くなられ、兄の渡哲也さんの談話が、web載っていました。 渡瀬さんは家族葬で、戒名はなし、だそうです。 時代はここまで来たのかな、と思いました。 有名人でも、セレブでも、家族葬で、戒名はいらない・・・。 葬儀自体は、盛大にす…

☆「掌中の葉」(翻訳文)1-18

定の特徴、作用、顕現、近因 問題三:定の特徴、作用、顕現、近因とは何か? 回答三:定の特徴は「不散乱(散乱しない事)」、作用は「散乱の除去」、顕現は「不動揺(動揺しない事)」、近因は「楽しい」。《清浄道論・第三品》 止禅を修行して、定力を育成…

☆「掌中の葉」(翻訳文)1-17

たとえば、《清浄道論・第四章》に以下のような重要な解説が書かれている: 「地遍(または土遍)」を修行する時、我々は、心に歓喜を生起させることのできる、どのような主題・テーマまたは概念をも借用することができる。 「土」というこの物質は、我々に…

☆「掌中の葉」(翻訳文)1-16

呼吸は一種の主題、テーマであるため、異なる風貌・様相の、抽象的目標として出現することができる。呼吸を(観る事を)始めたばかりのとき、呼吸は粗くて長く、その後には、細くて短くなり、その後では、微細すぎて、とらえどころがなくなる可能性がある。 …

是誰庵のひとやすみ~ツンデレ・オハナ

我が家の愛犬オハナ(←ハワイ語で<家族>の意)。 五歳(推定)の時、動物愛護センターから引き取られて我が家に来たオスのペキニーズ。 現在10歳。 五年前に我が家に来たときは、とても荒れていて、私、だいぶ噛まれました。人間様によって、山の奥深くに…

是誰庵のひとやすみ~仏教は楽しいか?

先日、アチャン・Nが、我が家にお見えになりました。彼はテラワーダ(南伝仏教)で出家した日本人僧侶で、現在英国在住です。 アチャン・Nのご訪問について、何人かの法友にお声をおかけしました所、みなさん喜んで、九州の各地から、ご参集頂きました。 ア…

是誰庵のひとやすみ~終活

就職活動を略して<就活>。そのデンで、婚活、終活などの言葉も、すっかり定着したようです。 今朝、WEBを見ていましたら、中尾彬夫妻の終活の話が、載っていました。 趣味のアトリエは片付けて、別途、お墓を買ったそうです(お墓のデザインは中尾氏)。 …

是誰庵のひとやすみ~祈り

ある日の夜、ベッドの中で、このような事がありました。 私の住む町には温泉施設があり、水中運動ができます。 水中運動一回行く毎にポイントが付き、それを一万点ためて市役所に提出すると、抽選で一万円が当たります。 年会費が1.6万円なので、一万円が戻…

☆「掌中の葉」(翻訳文)1-15

単一の目標(所縁)とは何か? 単一の目標(所縁)とは、単純な、何か一つのモノという事では決してなく、異なる風貌をした、単一の主題、という事がいえる。 定を修する時に(+あなたが)専注している目標は、ただ単に物質的な目標だけではなく、更に多く…

☆「掌中の葉」(翻訳文)1-14

ここでは、「心を平等にして専注する」という言葉を、決して、全く変化のない修行目標を死守するのだ、と言う風に、誤解してはならない。 この言葉は、心と、修行の目標の間にある、活発な相互交流を指している事を、理解しなければならない。 この種の相互…

是誰庵のひとやすみ~君子危うきに近寄らず

先日、日課の水中運動に行って、ジャグジーで寛いでいた時の、話。 近所のおばさん「あなた、のんびり気持ちよさそうに ジャグジーに入ってらして・・・。あなた、実家は裕福なおうちで、幸せに育ったんでしょうね」 私「いえ、いえ。そんなことはありません…

パオ・セヤドー弘法記念「顕正法蔵」(翻訳文)~5-32

精進の作用は、これらの相応する名法を安定させることである。 精進は、それらが、己自身の任務を遂行し、また、(+安般念などが)中断してしまわないようにし、それと相応する、心とその他の心所を強化し、また支援する。 たとえば、もし、ある人が止禅(…

パオ・セヤドー弘法記念「顕正法蔵」(翻訳文)~5-31

ちょうど、老朽化した家屋が、新しい柱で補強されて、直立して倒れなくなるように、同様に、精進によって強化されると、発心した禅修行者は、撤退しないし、または道徳的な腐敗もしない。 補強・強化という特徴は、このように理解されるべきである。 戦場に…

パオ・セヤドー弘法記念「顕正法蔵」(翻訳文)~5-30

8-6-2-2 精進(viriya) 精進とは、奮闘努力の境または行為である。 その特徴は、支持、奮闘、または具生、或いは相応の名法(心と心所)を駆動して、目標に向かわせる事であり、たとえば、(+その目標とは)安般念禅相などである。 その作用とは、支持また…

パオ・セヤドー弘法記念「顕正法蔵」(翻訳文)~5-29

「激発(=発奮)」の特徴について、《殊勝義註》では、また別の譬えを使って、以下のように解説している。 鰐、怪物、鮫、夜叉などがいる大きな河の両岸のそれぞれに、大勢の人々が立っていてるが、恐ろしくて、河を渡れない。 一人の勇士が河を渡るために…

是誰庵のひとやすみ~政治と宗教

パオ・セヤドー弘法記念「顕正法蔵」(翻訳文)~5-28

信について、《殊勝義註》では、以下のように言う: 信の特徴は、浄化と激発(=発奮)である。 転輪聖王の清水宝石のように、水の中に放り込むとそれは、個体、堆積物、水草及び泥を沈殿させることができ、混濁した水を清らかに、かつ透明で、また、汚染の…

パオ・セヤドー弘法記念「顕正法蔵」(翻訳文)~5-27

8-6-2 諸根のバランス 安般念禅相に専注する時、有分心に落ちるのを避けるためと、また、引き続き定力を向上させる為に、あなたは五根(+の力)に頼らなければならない; 信(saddhā)、精進(vīriya)、念(sati)、定(samādhi)、慧(paññā)によって、…

パオ・セヤドー弘法記念「顕正法蔵」(翻訳文)~5-26

8-6-1 使処清浄 使処清浄とは、内部と外部を清浄に保つ、という意味である。 あなたの頭髪、爪また体毛が長いとき、また体中が汗まみれの時、これを内部不清浄、という。 古くて悪臭を放つ袈裟を着ていたり、住まいが汚い時、これを外部不清浄、という。 こ…

パオ・セヤドー弘法記念「顕正法蔵」(翻訳文)~5-25

8-5-7-7 姿勢 歩くのが己には適していると思う人もいるし、立つまたは座る、または横になるのが適している、と思う人もいる。 住む所の問題と同じく、あなたはそれぞれ、三日ほど試してみて、定のない心をして定を得させ、またはすでに定のある心に、更に定…

是誰庵のひとやすみ~少欲知足

大昔の中国、尭に「帝位を譲ろう」と言われた許由は 「ああ、いやなことを聞いた」「頴水で耳を洗おう」 と言った、のだそうです。 昔、一個の樽を我が家となし、住していたギリシャの哲人は言いました: 「王よ、あなたが私を訪ねてきて、何か一つ望みを言…

★「目の中の塵」(翻訳文)2-2

20年か30年の仕事人生の中で、我々はもしかしたら、多くの人物を演じるのかも知れない。 少しばかり思い出して頂きたいのは、この一生の間に、あなたがどれくらいの人物を演じたことか・・・女の子、姉妹、学生、友人、恋人、母親・・・これはまだ少ない…

★「目の中の塵」(翻訳文)2-1

第二章 演劇 シェークスピアは言う: 「世間とは、すなわち、一個の舞台であり、男性と女性はみな、俳優である。」 仏陀もまた、シェークスピアのこの言葉に、賛成するに違いない! 我々は、シェークスピアのこの言い方を多少推し進めて、仮に我々が、重要な…

パオ・セヤドー弘法記念「顕正法蔵」(翻訳文)~5-24

8-5-7-4 人 人:無益な言論をなさず、戒行・功徳を擁し、定のない心をば、定を得る様にすることができ、または、既に定のある心をして、更に定を深める人は、適切な人である。 己自身の身体に関心を寄せすぎたり、運動や、身体のメンテナンスに忙しく、無益…

パオ・セヤドー弘法記念「顕正法蔵」(翻訳文)~5-23

獣語(tiracchānakathā): 多くの翻訳者は、この言葉を「獣語」と訳している。しかし、tiracchānakathāを直訳すると、「横に向かって歩く」である。 この語彙は、動物の事を言っているのではあるが、注釈(中部註)の解説では、ここでは横に向かって歩く言…

パオ・セヤドー弘法記念「顕正法蔵」(翻訳文)~5-22

8-5-7 禅相を守る あなたは、一つの種類ごとの姿勢において、同様の方法によって、正念をもって、禅相に専注しなければならない。 もし、一回の座禅・瞑想の時に、禅相への専注を通して、ジャーナを証得することができたならば、それは非常によいことである…

パオ・セヤドー弘法記念「顕正法蔵」(翻訳文)~5-21

8-5-5 二種類の禅定 二種類の禅定がある:近行定と安止定である。 安止定は、心が持続的に、不断に、目標、たとえば、安般念似相に、完全に沈入するものである。この時、当該の(禅修の)目標を覚知する心の合間に、有分心が生起することはない。 禅支はすで…

是誰庵のひとやすみ~生きててよかった(笑)

子供の頃から仏教が好きで、色々な仏教書を、手当り次第、読んでいた私。 で、日本の禅僧が、自著の中で、<非想非非想処(禅)>について、「想像もできない境地」と書いてあったのを読んで、子供心に、「高僧の理解できない境地って何?」「非想非非想処と…

パオ・セヤドー弘法記念「顕正法蔵」(翻訳文)~5-20

異なる人には、異なる形態の禅相が生じる。というのも、禅相は「想(=思い、以下同様)」から生じるからである。 禅相が出現する前、異なる禅修行者の異なる想によって、異なる禅相が生じる。 禅相は想から生じる・・・その根源は想である。異なる想から禅…

パオ・セヤドー弘法記念「顕正法蔵」(翻訳文)~5-19

8-5-4 各種の異なる禅相 安般念の修行によって生じる禅相は、人によってそれぞれ異なっている。 それは、人それぞれの違いによって、異なってくるものである。 ある種の人々にとっては、禅相は、軟らかい感じである。 たとえば:綿花、広げた綿花、空気の流…

パオ・セヤドー弘法記念「顕正法蔵」(翻訳文)~5-18★

8-5-3 特徴に注意を払ってはならない あなたは、呼吸または禅相の四大の特徴に、注意を払ってはならない。 すなわち、硬さ、粗さ、重さとやわらかさ、滑らかさ、軽さ、流動性と粘着性、熱さと冷たさ、支持性と推進性である。 もし、それらに注意を向けたなら…

パオ・セヤドー弘法記念「顕正法蔵」(翻訳文)~5-17

8-5-2 禅相の色彩と形状に注意を払ってはならない 始めのころの禅相は不安定であるが、その時はまだ禅相に注意を払ってはならず、ただ呼吸にのみ、専注するべきである。あなたの、呼吸に専注する定力がますます深く、ますます安定するとき、禅相もまたますま…

パオ・セヤドー弘法記念「顕正法蔵」(翻訳文)~5-16

8-5-1 安般念禅相とは何か 安般念禅相とは何か? あなたの定力が十分に強いとき、呼吸は禅相に変化する。 呼吸は、心生色聚から構成されており、その中の一粒ごとの色聚の中には、少なくとも9種類の色法が含まれている、すなわち、地界、水界、火界、風界、…

パオ・セヤドー弘法記念「顕正法蔵」(翻訳文)~1-15

8-5 禅相と光 もし、毎回の座禅・瞑想の時に、微細な呼吸に一時間以上専注することができ、かつ、そのような状態が、少なくとも三日間続くようならば、通常は、この時、禅相が出現する。 ある種の禅修行者について言えば、光は禅相が現れる前に、出現する; …

パオ・セヤドー弘法記念「顕正法蔵」(翻訳文)~5-14

ただし、故意に呼吸を、長くしたり、短くしたり、または微細にしたり、変化させてはならない。 もし、このように呼吸をコントロールするならば、あなたの精進覚支と択法覚支は強くなりすぎて、定力は徐々に、減退する。 呼吸を自然な状態のままに、専注する…

パオ・セヤドー弘法記念「顕正法蔵」(翻訳文)~5-13

どのような禅修行の業処であっても、それは、正念のある人、また、徹底的に明覚を得た人だけに成就を齎すものではあるが、しかし、この業処(=安般念)以外の、どのような業処も、専注すればするほど、業処が鮮明になってくるのである。 しかし、安般念は育…

パオ・セヤドー弘法記念「顕正法蔵」(翻訳文)~5-12

上記(5-11)に述べたのは、修行の方法である。 禅の修行者は、禅修行の目標が顕現しない状況を知る必要があるし、また、以下のように思惟する必要もある: 「これらの入息と出息は、どこにあるのか?それらはどこにはないのか?それらは誰の中に存在してい…

☆「掌中の葉」(翻訳文)1-13

(一)心の専注とは何か? 非常に多くの修行者は、修習を始める、その最初に、己の心に雑念があることを発見すると、過度に心配し、憂鬱になる。 実際は、修行者が、雑念に追随しないか、または陶酔しない、という態度を取ることができたならば、己自身を必…

☆「掌中の葉」(翻訳文)1-12

◆結論: (一)定が「安定して、かつ活力に満ちている」状態である時、我々は、それを「正定」と呼ぶ。 (二)多くの修行者は、彼らの心を凍結するか、または彼らの修行の目標を凍結して、そのことによって、安定性を得ようとする傾向がある。しかしながら、…

☆「掌中の葉」(翻訳文)1-11

経文の中で言われている「心における一境性への専注」は、実際には、一種の動的な状態を言う。 たとえば:我々が一丁の電燈を見る時、その光は安定しているように見えるため、我々は、それを静止しており、不変な状態にあるのだ、と認定する。 しかしながら…

☆「掌中の葉」(翻訳文)1-10

それならば、定を「(+心が)安定していて、不変である」状態であると定義して、間違ってはいないのではないか? 重要なキーポイントは、それは必ず「善なる」でなければならない、という事である。 上記の事柄は、我々に対して、以下の事を正確に認識する必…

☆「掌中の葉」(翻訳文)1-9

上記(1-8)の偈の中には、三つの要点が含まれていて、 そのうちの二点は、戒の範疇に属するものである: 一、不作諸悪ーー 身業に関して:不殺生、不偸盗、不邪淫; 口業に関して:不妄語、不両舌、不悪口、不綺語; 意業に関して:不貪婪、不瞋恚、不邪見…

★「目の中の塵」(翻訳文)1-12

ある種の人々にとっては、困難を覚える中で、必要なのは励ましと支援であり、ある種の人々にとって必要なのは、安静と反省である。 どのようであろうとも、我々はその中に、一貫して、心の汚染を消滅させる必要性であることを発見する。 結論を言えば、我々…

★「目の中の塵」(翻訳文)1-11

仏陀はチャンナを黙擯したが、それは、彼が、これよりほかに、チャンナを調伏する方法がないことを、知っていたからである。また、そのほかには、その他のサンガの僧侶たちが、これ以上、精神的苦痛を受けないように、保護する必要もあったのである。 故に、…

★「目の中の塵」(翻訳文)1-9

ある時、ある一人の比丘の行為があまりにもひどくて、仏陀は森に入り、言った: 「私は、私の知っているすべての教えを、私の弟子に伝えた。しかし、ある種の弟子は、それを受け入れない。」 そして、物語は以下のように続く: 仏陀は森の中で閉門蟄居し、彼…

★「目の中の塵」(翻訳文)1-8

もし我々が普通の人間であるならば、悪を恐れなければならないし、悪を恐れれば恐れるほど、誘惑されなくなるであろう。 しかし、これは我々が、他人、教師、法またはすべての善なる物事を恐れなければならない、という事ではない。 我々が唯一恐れなくては…

パオ・セヤドー弘法記念「顕正法蔵」(翻訳文)~5-11

8-4-2 息が微細になった時 禅相がもうすぐ出現するかと思われる頃、多くの禅修行者は、困難に出会う。多くの修行者は、息が非常に微細に変化し、息が、はっきりしなくなることに、気が付く。 他の禅修行における業処は、レベルが上がれば上がるほど明確にな…

是誰庵のひとやすみ~天国うまれ

先日、インターネット上で、SMAPの解散記事を読んでいたら、SMAPの〇〇が、どこそこの番組で「天国うまれ」を ギターで弾いた、という話が載っていました。 「天国うまれ」という名にひかれて、you tube で聞いてみた。 これがどうして、なかなか、良い。 三…

パオ・セヤドー弘法記念「顕正法蔵」(翻訳文)~5-10

もし、呼吸がいまだ微細になっていないならば、あなたは「呼吸が微細になるように」という願いをもって、(+安般念を)実践するのがよい。 このような実践を通して、あなたの定力が向上する時、呼吸は微細なものへと変化する。 この時、あなたは、長い息、…