Sayalay's Dhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。

是誰庵闘病記>ワカメに死す~順不同

今回の<ワカメに死す>で、1月から2月にかけての、私の腸閉塞による入院騒ぎの話題は、これで終了とします。

私が年末に胃に違和感を感じて、 I病院を受診した所、幸いにも、大分大学の消化器外科の医師が代行できていて、胃だけでなく、お腹の方も触診してくれて「胃よりも腸が腫れているよ」と教えてくれました( I 病院の副院長さんがよく出張するので、穴を埋めるのに、大学病院から若手の医師が応援に来る事が多い)。これが、心臓が専門の医師が来ていたら「軽い胃炎です」なんていう診断だったかもしれないと思うと、偶然とはいえ、消化器外科の先生に診てもらえたのはとてもラッキー、グッドタイミングだった訳です。

先生の指示で、翌日内視鏡をやる事に。そして、モニターを見ながら「腸が腫れて、もう鉛筆一本分の空間しか空いていない」「いつ食べ物が詰まって、腸が壊死してもおかしくない状態」と言われました。私はお腹が痛い訳ではないので、その診断には半信半疑でしたが、モニターを見せられては、グーの音もありませんでした。

また幸いなことに、この医師は、私のカルテをすぐに大学に持ち帰り、教授にみてもらった所、「即入院・手術」という診断でした。

鉛筆一本分の空間が、いつなんどき、ムクムクと腫れあがって、食べ物が通らなくなるか、それは神のみぞ知るで、医師も「いつまでもつか」という判断はできないのだそうです。

私「お腹は全然痛くないので、様子見していいですか?」

医師「ダメです」「貴女、ワカメを食べて、それが腸の細くなった所にピタッと張り付いたらどうします?」「それでアウト、腸は壊死します」

私「え~!!私、ワカメで死ぬんですか?」

そんな訳で、1月15日に、 I 病院の指示で大学病院に出向いた所、<即刻、入院・手術><もし入院までの間、家にいてお腹が痛くなったら、救急車ですぐに大学病院に来ること>を約束させられました。

退院後、知人と話していて、この人が言うには「知っている人が、柿の種が横に詰まって、腸閉塞を起こし、緊急入院で手術した」のだそうです。

皆様もワカメ、柿の種には十分ご注意ください(笑)。