wong0110's diary

中国語で書かれた仏教書を日本語に翻訳して公開。+日常の心模様の独り言。

是誰庵仏教談義~29>仏教ルネッサンス

先日、台湾から従弟の一家(夫妻と次男)が別府経由で、我が Y盆地 に、観光にやってきました(9時に JR の駅に到着、私がパジェロで名所を案内しました。

その後3人は、12時発の<ゆふいんの森号>で博多に向かいました。これから<5日間乗り放題ジャパンレールパス>を使って、博多を拠点に、熊本、長崎などに行くそうです)。

今回来日の一番の目的は、従弟の一人娘が、別府にある立命館大学の別府校(APU)に留学する事になり、その入学式に参加するためです。今回の来日のチャンスに、私が以前、従弟の家に置きっぱなしにしていた、私の旅行鞄を持ってきてもらいました。

中には、私が台湾で集めた中国語の仏教書が30冊近く、25kgぐらいあったでしょうか。

内訳は、主にテラワーダ(南伝仏教)系のお経とアビダルマの解説書ですが(「禅修問答」「仏教と科学」「サマネーラ学処」等)、宗派とかかわりなく、学者の立場として「仏陀の本懐に戻ろう」(呉老択著)というような、現代の変質した仏教への警告を鳴らす本もあります。

その中で圧巻は<摂アビダルマ義論表解>。これはアビダルマ(心の性質や働き、ゴータマ仏陀の教えた修行方法を解説したもの)を分かりやすく表にまとめたもので、何版というのか分かりませんが<21cm*30cm*3.5cm>で、重さ1kgあります。もし日本語に翻訳した場合は、て・に・を・はが増える分、1.5kgぐらいの本になるでしょう。

台湾はこういう本を、すべてお布施として、ただで頂けます(今回従弟に持ってきてもらった仏教書すべて無料で収集したものですが、無料の本を頂いたからと言って、勧誘されるなんてこともありません。日本の無料の宗教系パンフレットは、勧誘がついてくるから<ただより怖いものはない>・・・苦笑)。

台湾は20年前くらいから<仏教ルネッサンス>と言われるくらい、仏教が盛んです(私の従弟たちはクリスチャンですが)。

私は長年、タイと緬甸(ミャンマー)で修行をしてきましたが、(言葉の関係もあり)仏教講座は、すべて台湾で受けました(寺子屋形式や、大学の公開講座のような無料のもの、パーリ語講座のような、有料のもの等)。

台湾はいつでもどこでも仏教講座や無料の瞑想会が開かれていて、仏教を学ぶには、天国のようなところだと思います(中国語が必要ですけどね・・・^^;)。

日本で、または緬甸でパオの止観瞑想を修行し、理論に行き詰ったら台湾に行って勉強する。

これが今の私の、理想的生活法、です(出来るかなぁ?)。

追補1:<仏教無価>。意味は、仏教は値段をつけられないほど尊いもの。これが、仏教に信をおく人々の、合言葉です。台湾の仏教書は基本的には、お布施によって出版され、無料で、即ち無価、値段をつけずに配布されます(事情によっては、本屋さんで普通に売買される仏教書もありますが、善意による、無料配布のものが圧倒的に多いです~仏教書を自費で出版して、お布施として配布する目的は、両親や親族への回向が多いです)。

追補2:台湾の仏教は百花繚乱、テラワーダ(南伝仏教)から大乗の禅宗(浄土宗は禅宗に含む)、密教チベット仏教となんでも学ぶことができます。

補3:緬甸はヤンゴンにある国際仏教大学は、簡単な試験で入学できますが(授業料無料)、授業は英語とパーリ語。無理^^;