Sayalay's Dhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。

是誰庵雑談>子供の頃に欲しかったもの

今週のお題特別編「子供の頃に欲しかったもの」
〈春のブログキャンペーン 第3週〉

子供の頃に欲しかったもの、それは、ヴァイオリン!!

小学生の時、同じクラスの友人がヴァイオリンを習っていて、週一回のレッスン日、教室が始まるまでの間、時間つぶしをするため、放課後、ヴァイオリンを持って我が家によく遊びに来てくれて・・・。

私はヴァイオリンの形や音色がとても好きで・・・、垂涎の的、喉から手が出る程、とってもとっても羨ましかったですねぇ。

でも、我が家は子沢山で兄弟多く、習い事をさせる余裕のない家だったし・・・(団塊の世代で、習い事なんて、よっぽどの山手のお嬢さん、お坊ちゃんだけのものだった時代、とてもじゃないけど、親にヴァイオリン買ってなんて言えない、はり倒されそう~苦笑)。

「ヴァイオリンは大人になっても習えるよ」と、兄がぽつりと言った一言を聞き逃さず、OLになって、お給料を貯めて、25、6の時に、当時の自分にはちょっと高級すぎるくらいな<イングランドのオールド(当時で100年もの)>というのを買いました~~安いのを買うと、技量に合わせて買い替えをしなければならず、結局高くつくと聞いていたので、低音が甘くて気に入ったこの<イングランドオールド>にしました。

息子達が小学生高学年になった頃から、仕事の合間、トギレトギレながらレッスンに通い、還暦過ぎた老婆になった今も、下手の横好き、ギーギーガーガー(?)、まぁ、簡単な曲ならば弾いて楽しんで、自己満足しています。

あの時二十歳代だった私は還暦ばぁさんに、<100年もの>だったヴァイオリンは、今では<140年もの>になりました。私はともかく、ヴァイオリンのコスパはいいと思います(笑)。(子供の時に欲しかったものに、<パーリ語辞典>がありまして~~笑。この話はまた次回)