Sayalay's Dhamma book

中国語で書かれた仏教書(主にテラワーダ、南伝仏教系)を日本語に翻訳して公開。たまには<般若の独り言>にて日常の心模様を独白します。                    2018年5月25日クムダ・セヤドーより初心者瞑想指導の許可を得る。

是誰庵仏教談義~42>吉祥経(こよなき幸せ)

知人と孫の話になりました。

私の孫は今一歳半です。

長男が40歳近くになって結婚し、奥さんが帝王切開で産んでくれた女の子なので、その健やかな成長を願わずにはいられません。

が、かといって祈願だけで人が幸せになるなら、世界に不幸はなくなる訳で・・・人生、そんなに甘くはないですよね。

ゴータマ仏陀は<吉祥経>の中で 38 種の幸せを上げています。

<他人を尊敬せよ>とか、<謙虚に>とか、<知足>なんかは当たり前の様ですが、私が面白いと思うのは<生活の為の技術を身につける><しつけが良く身についている><秩序よく仕事をする>等、実用的な事柄にも言及している事。

後、<親族を愛護する>というのは、嫁と姑の問題、現代希薄になりつつある親族関係などを思うと、ゴータマ仏陀の教えはよく考えられているなぁと、感心します。

38 種を全部書くと長くなるので割愛しますが、最後に一つ、Citta alampana というのは<世間の法に遭遇しても心が動揺しない>で、これは世間的な毀誉褒貶に動揺しない、という意味。

世間の人が持っているものを自分が持っていなくても動揺しない。セレブだのブランドだの、虚飾で生きるな、本質を生きようよって、ゴータマ仏陀、カッコ良すぎ!!