Sayalay's Dhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。

是誰庵今日もいっぷく~2>供花

今朝、庭に出てみると、バラとグラジオラスが咲いていました。切ってきて、ベランダの仏像に供えました(私は、タイの森林寺院の住職さんから頂いた、緬甸製の、大理石でできた仏像を、ベランダの手すりに供え付けています。仏像が、Y 盆地を見下ろす感じになっています。仏像の横には小さな花瓶が据え付けてあって、そこに花を生けました)。

私は、仏像を偶像崇拝はしていません。仏像に何かお願いする事もないし、涅槃した仏陀が、四次元世界に生きる私に何かしてくれる、と思ってもいません。

しかし、仏陀は、人類に大きなプレゼントを残して、涅槃されました。

それは悟りについて、悟りの方向性、悟りの方法論などです。

人間は努力しても悟れない、すべて阿弥陀様におまかせして・・・という考え方が、日本の一部地域では強いようですが、私は仏陀が残した(と言われる)四聖諦~修行論が好きです。

そんなわけで、庭に花が咲いたら、いつも真っ先にベランダの手すりの上の仏像に供えますが、実際には<仏陀の教えそのもの>に捧げている、という訳です(仏教がギリシャ文明の影響を受ける前は、仏像は作らなかったのですね。仏陀の教え、偉大さは<形>で表す事ができないから)。