Sayalay's Dhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。

是誰庵のひとやすみ~11>幸せの7月

7月中旬から月末まで、パオメソッドの瞑想会に参加して、本日、

帰宅しました。

行きは、チベット仏教を勉強しているフランス人女性と大阪で昼食、

帰りは神戸で、小中学校時代の幼馴染 4人 と会ってきました。

皆さん、私の事を出家尼僧だからという事でか、電車の切符を買って

くれたり、食事をご馳走してくれたり、ありがたい事です。

ミャンマーではこういう時、比丘は<イダンメ プンニャン・・・>

と廻向の言葉を称えるのですが、サヤレーの私がとなえていいものか

どうか、又、パーリ語での廻向文では、友人知人は理解しないだろうし・・・

と痛し痒しの状態です。

肝心の瞑想会は・・・、とても良かったです。

誰にも邪魔されない所で、自己の内側へ、深く深く入っていくと、

やがては自己の本質と出会う一瞬が・・・。

私は子供の時から特異な体験をする事が多く(自分にとっては、ごく普通

の事で、特異とは思っていなかったが、長じてこれは特異な体験だと分か

るようになった、という訳で)、その事についても、今回参加者が

少なかったことと、真言宗の僧侶もご同席という事もあって、指導者で

あるミャンマーのセヤドーに、詳しくお訊ねする事ができて、よかった

です(余り大勢の人のいる瞑想会で聞くと、なんだか超能力自慢に

聞こえて困るのですよね)。

子供の時からの精神的体験に関する長年の疑問が解け、

幼馴染にも会え、幸せな7月になりました。