閑話休題。
昨日、マレーシアの僧侶が中国語で書いた仏教創作童話を読みおえました。
主人公は雁の王様で、雁と小さな燕との交流話。
燕は小さい頃、人間に掴まって鳥かごに入れられ、雁に助けてもらった事があるけれど、その後、自由の身になって、燕界の女王になった事で、雁を馬鹿にして、雁が「何か怒っている?」と聞いた時、燕が答えた一言「你値得我恨嗎?」
物語の中では、燕の傲慢さをこの一言で表現しているのだけれど、何かで腹がたった時、「你値得我恨嗎?」、使えそうですね(笑)。
直訳は「あなたに、私が恨むほどの価値があると思ってるの?」ですが、何かで腹が立った時、「この事は私を怒らせる価値がある?」「これって怒る価値がある?」と自問自答してみるのもいいかもしれません。
上記「你値得我恨嗎?ni zhi de wo hen ma」、中国語では 一句6文字の四声の上がり下がりが心地よく、覚えやすく口になじみますが・・・日本語だと説明調になってしまい、些かトーンが落ちるのが、玉に瑕・・・かな?