Sayalay's Dhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。

是誰庵のひとやすみ~37>南伝と北伝の和解?

11月5日福岡を出発し、7日9:30頃、台北桃園空港到着予定。

その足で「台湾大学体育館」に行き、鄭振煌教授の講演と、スリランカ・ナウヤナ所属アリヤダンマ大長老の法話を聴く予定です。

アリヤダンマ大長老は、パオ・メソッドの指導者ですから、四聖諦や八正道の話等されるかと思います(その後、9日から法寂禅林でリトリート指導の予定)。

鄭振煌教授は、(1)南伝は小乗か?(2)大乗は非仏説か?という題で講演されます。

台湾は現在仏教活動が非常に盛んですが、かの地において、いよいよ南伝と北伝の対立を乗り越える機運が出てきたのかも知れません。

というのも、今回、台湾大学体育館に600名を招いて行われる講演会の主催者は、法寂禅林(パオ系)、中華仏教居士協会、維鬘学会の三者共催だからです。

後二者は名前から大乗系の組織で、講演題目が(1)(2)であれば・・・「もしや」、と思う訳です(故郷インドを出た仏法が、南に向かったものと北に向かったものとで対立して2000年、台湾で二者が出会って和解する・・・ちょっとロマンチックですね)。

フライトが遅れなければ、鄭振煌教授の講演を聞けると思います。楽しみです(お昼に出る菜食弁当も~笑)。