最近、ブログに難しい翻訳が続きましたので、一休み、
一休み(笑)。
昨日18日は、謡曲の会の発表会でした。
といっても内輪の会で、招待客とかは、いません。
私は、年末台湾にいて、練習できなかったので、発表会は
参加しないつもりでしたが、「<地>を二行だけ、皆で一緒に
謡うだけでいいので、参加して」と呼ばれて行ってみたら、
実際は「源氏供養」のワキツレ(僧侶の部下)の役。
上司の僧侶役の人と声を合わせて謡う所と、自分一人で
謡う所がある・・・「騙されたぁ」と思うものの、80に
届く老人だらけの会合で、「話が違う」「騙した」「騙さ
れた」って、抗議すればするほど、こんぐらかるだけ・・・
なので、潔くワキツレ勤めました。
今回、他の組が謡うのを聞いて、いいなぁと思ったのは「玉蔓」。
最後の追い込みで<地>が謡う所・・・心は真如の玉かずらぁ~♪
真〇苑は好きではないですが、「玉蔓」の真如、好きです。
謡曲は、古き時代の、日本人の仏教意識が知れて、
思想が下敷きになっている~この世は一場の夢~悟りは夢から
覚める事~という言葉が何度も出てきますから。
まぁ、誰もそこらあたり解説しませんが。知らない人は
知らずに謡っていて、知っている人は、ことさら言うのも、
恥ずかしい、って所かもしれません)