16日未明(1:30頃)、大きな揺れで飛び起きて、急いで1Fへ。
出口確保の為、玄関と掃出し窓を開け放ち、靴を履いて、
オハナ(ペキニーズ)を抱き、様子をみていると、いきなり停電。
外は、ゴーッ、ドッドッ、という地鳴りの音と、パチパチパチッと
電気がショートする音、五分ごと、轟音と共に、家が揺れる。
震えているオナハを抱いて「夜が明けたら、どこへ逃げようか」
と思案している中、近所の方が来て「公民館に」と誘導して
くれました。
20日からは、昼間は家にいて、夕方になると、正式の避難所で
ある小学校に行って、寝ています。女性の一人暮らしで、
夜中に地鳴りが聞こえ、家が揺れると、相当怖いです。
今回の地震で、「死ぬべき時は死ぬがよろしい」といった
心境になる事は、まだまだできませんでしたが、心を強く
持って、気持ちや思考が、負のスパイラルに落ち込まない
ように、それだけ気を付けました。
「どのような事も<心>が先導する」(仏陀)。
これを機会に「五蘊は空」をもう一度かみしめ、避難所では、
気ままを避け、届けられる善意(食事、お菓子、物資の
差し入れ)に感謝し、他者を思いやりながら、
生活したいものだと思っています。
最後になりましたが、熊本で被災し、亡くなられた方々に、
哀悼の意を表します。Pañña-adhika sayalay