wong0110's diary

中国語で書かれた仏教書(主にテーラワーダ、南伝仏教系)を日本語に翻訳して公開。+日常の心模様の独り言<是誰庵のひとやすみ>。

ブッダダーサ著「生活の中の縁起」(翻訳文)ー81

一日の内に何度も生起する有と生~~

ここでは、更に詳しく、有と生について解説する。

有と生は、死亡することや、お棺に入るなどということを

言っているのではなく、有と生は、一日の内に何度も、

出現しているのである。

例えば、我々が口の中に食べ物を入れて咀嚼する時、

それをまだ呑み込んでいない、短い時間の間に、もう何度もの

有と生が生起している。仮に、食べ物を飲み込むのに、

二分または一分の間咀嚼しているとして、この60秒の間に、

あなた方の頭の中は、美味しい、不味いという感覚に従って、

色々な妄想が反復しているはずであり、または美味しさに

耽溺して、幻想の中の住人になっているかもしれない。

たったの、この短い時間の間に、食べ物を飲み込んで、

次のご馳走を口に入れるその前に、「我」「我所有」が

生起する可能性が、ある。

食事を終える前に、已に数えきれないほどの有と生が

生起している。もし、あなたが、非常に空想好きで、

感受しやすく、外縁が雑である時、未だ一食の食事が

終わっていない前に、非常に多くの有と生が生起

している可能性があるのである。

(つづく)

(台湾香光尼僧集団翻訳グループ~タイ語→中国語

原題「生活中的縁起」中国語→日本語 Pañña-adhika sayalay)