Sayalay's Dhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。

是誰庵のひとやすみ~私の<90%幸福論>

先日、市が運営する温泉プールで、水中運動に参加している人

たちに、健康アンケートがあった(週一回、水中運動の先生が

指導にくるので、その成果を数値化したいらしい)。

その中に、あなたの幸せ度を尋ねます、と言って、100点形式で、

〇をつけるところがあった。

私は<90点>に〇。

まずは、我が家の裏の空き地(荒地)に、柚子の木とかぼすの木が、

それぞれ一本づつ生えていて、毎年実がなる事。これで40点。

だって、さんまさんも言っている「幸せは、ポンズ醤油のある所」(笑)。

後の50点は、なんといっても、お釈迦様の教え~仏法に触れられた幸せ、

それを理解できた幸せ、若くしてタイ・ミャンマーで修行の機会が

得られた幸せ。

私は子供の時から「仏法って何だろう?」と疑問に思い、考え続け、

パーリ経典(原始仏教)に出会って、人生の諸問題には、解決の方法

があるのだ!という事が分かった時の安堵感といったら・・・。

それは極上の幸せ。

残りの10点、保留したのは・・・すでに老齢期を迎え、今度、後期

高齢者になった時、認知症になるかも知れない、寝たきりになる

かもしれない。そんな時、それでも仏法を実践しつづける事(意識が

明晰で、サティを保ち、正念正知でいること)が出来るかどうか、

よくわからないから(身体都合で寝たきり、ただし意識状態良好なら、

ベッドに寝て、修行はできるけれど)。

人の価値は「棺の蓋を蔽った後に初めて分かる」ので、その分として、

10%保留しておきました。

人生、ボンズ醤油があって、仏法があったら、怖いものなし、

但し90%(笑)。