wong0110's diary

中国語で書かれた仏教書を日本語に翻訳して公開。+日常の心模様の独り言。

パオ・セヤドー講述「菩提資糧」(翻訳文)-39

ここにおいて「他対該事擁有完全的明覚」とは、已に覚知を通して

成就した業処によって獲得した明覚である。それは、彼が『私は五欲の

弦を追及する貪欲を断じたであろうか』というが如くに省察して、

もし、彼が、それらを未だ断じていないと覚知する時、彼は即刻精進

努力し、阿那含道を通して、それらを断ずるのである。

このように、彼は、聖道に従った後に生起する聖果から出定し、

省察した後、彼はそれらを断じたと覚知する。この時、彼は、当該の

事柄に対して完全なる明覚を擁する、という。

上記の事柄は、どのようにして判断するのか?

あなたは、名法、色法及びそれらの因を識別しなければならない。

その後に、前述したように、それらの無常・苦・無我の相を照見し、

又進んで、それらを無常・苦・無我として、何度も観照しなければならない;

これが観禅である。

あなたは、同じ方法によって、過去と未来(の行法)を観照しなければ

ならない。あなたは、一時は過去を観照し、一時は未来を観照し、

一時は現在を観照し、一時は内部を観照し、一時は外を観照しなければ

ならない。(+このようにして)五根が成熟する時、あなたは、阿那含

道果を証悟する事ができる。(+ )訳者。(つづく)

(<パオ・セヤドー講述「菩提資糧」>(1999年版)

中国語版→日本語 翻訳文責Pañña-adhika sayalay)