Sayalay's Dhamma book

テーラワーダ系仏教書の翻訳は2019年夏を持ちまして終了致しました。これまでに翻訳しました内、23冊は<菩提樹文庫>にてPDF版を読むことが出来ます。今後、翻訳文を掲載する予定はありませんが、偶には<般若の独り言>にて日常の心模様を独白します。学問的な議論ではなく、ただの雑談、独り言です、お楽しみ頂ければ幸いです。2018年5月25日クムダ・セヤドーより初心者瞑想指導の許可を得ました。 初心者の疑問にはコメント欄にて対応します。

パオ・セヤドー講述「菩提資糧」(翻訳文)-120

五、精進波羅蜜

精進波羅蜜は、大悲心と方法善巧智(=方便)を基礎として、

衆生の利益と幸福のためになす、身体的、心理的努力を言う。

その特徴は、奮闘;作用は支え、現起(=現象・結果)

は弛緩しないこと。近因は、精進事または恐怖智である。

精進波羅蜜について言えば、以下のように省察するべきである:

「成果を予見できる世間的な事柄であっても、努力しないので

あれば、目的に到達する事はできない。

しかし、精進において気持ちが弛緩しない人には、成就出来ない

ものは、なにもない。精進力が欠けている人は、衆生娑婆世界

の渦巻きから解放、救おうとし始めても、根本的に、無理である。

中等の精進力を有する人は、この救済の仕事を始める事が出来るが、

途中で挫折してしまう。

最も上等の精進力を持つ人だけが、自己の利益を顧みず、正等正覚

を証悟しようとする。」

(+ )(+ )訳者。(つづく)

(<パオ・セヤドー講述「菩提資糧」>(1999年版)

中国語版→日本語 翻訳文責Pañña-adhika sayalay)