wong0110's diary

中国語で書かれた仏教書を日本語に翻訳して公開。+日常の心模様の独り言。

パオ・セヤドー講述「菩提資糧」(翻訳文)-126

ここにおいて、私は、富楼那(=プンナorフルナ)尊者の

忍辱に対する態度について、説明する。

それは、我々が忍辱を修習する時の、よい模範であるから。

仏陀の時代、ある時、プンナ尊者は、世尊に対して、彼は、

西方輪那という所に行って、住したいと言った。

仏陀は彼に問うた:

「プンナ、西方輪那はの住民は、粗野で野蛮である。もし彼らが、

あなたを罵ったならば、あなたはどういう気持ちがしますか?」

長老は答えて曰く:

「世尊、もし西方輪那の人々が私を罵ったならば、私は彼らを

良き人と見做し、瞋恚の無い心、忍耐のある心で、彼らを受け入れ

ます。私は心でこう思います:

『彼らは良き人々だ。非常に良い人々だ。彼らは、ただ私を

侮辱しただけで、拳骨や腕で私を攻撃した訳ではない』と」

仏陀はまた問うた。

「プンナ、もし、西方輪那の人々が、拳骨と腕で、あなたを

攻撃した時、あなたはどのようの感じますか?」

「世尊、私は彼らを良き人と見做し、瞋恚の無い心、忍耐のある

心で、彼らを受け入れます。私は心でこう思います:

『彼らは良き人々だ。非常に良い人々だ。彼らは、ただ私を拳骨と

腕で私を攻撃しただけで、石を投げつけた訳ではない』と」

次に、仏陀は再び彼に問うた。

もし、それらの人々が、彼に石を投げつけ、棍棒で彼を殴ったならば、

刀で彼を切ったならば、あまつさえ、彼を殺してしまったならば、

彼はどのように感じるのか?と。

長老は答えて曰く:「世尊、私は瞋恚の無い心、忍耐のある心で、

彼らを受け入れます。私は心でこう思います:

『身体と生命に嫌悪を感じて、世尊の何人かの弟子、例えば瞿低迦尊者

と闡那尊者は自殺しました。私はなんと幸運なことか。

私は自殺しないで済むのですから。』」

最後に、仏陀は彼の考え方を讃嘆し、彼の為に祝福した。

(+ )(= )訳者。(つづく)

(<パオ・セヤドー講述「菩提資糧」>(1999年版)

中国語版→日本語 翻訳文責Pañña-adhika sayalay)