Sayalay's Dhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。

是誰庵のひとやすみ~クリーニングヘGO!

私は15年前、ビルマミャンマー)のモーラミャインにあるパオ森林寺院で修行したとき、パオ・セヤドーの膝下で出家したのですが、10戒(お金を所持してはならない、を含む)を日本で守るのは難しいと思い、日本帰国の直前に還俗しました(私の法名は、パオ・セヤドーのご命名です)。

8戒(お金の所持は可)なら守れるかと思い、息子が結婚したのを機に、二年前にクムダ・セヤドーに願い出て再度の出家、現在は、パオ・ヤンゴン分院所属の sayalay ということになります。

具足戒を保つ男性比丘とは違って、私たちsayalayの服装は簡易なもので、ココア色のブラウス、筒形スカート、袈裟式エプロン、ローブ、肩掛けとなります(女性のココア色は、パオにだけ許されており、パオの旗印でもあります)。

この法服、パオのヤンゴン分院にいたとき、地元ヤンゴンの方からプレゼントされたものを一式持っているのですが、コットン製なのに、なぜか埃を吸うこと、吸うこと。

我が家には白色長毛種のペキニーズ犬が一匹いて、この子の毛がつくつく、ココア色の法服に~~涙。

コットン製の衣類は、自宅で洗うものだと思っている古い人種である私は、これを何度も洗濯機に放り込んで洗ってみたものの・・・犬の毛って、洗濯機では落ちない落ちない・・・。

昨日、意を決して法服一式、クリーニングに出してきました。

ココア色のはずが、犬の毛で真っ白になってしまっていて、受付で何か言われるかと思いましたけど、お姉さん、気持ちよく引き受けてくれました(ホッ)。

今度タイに行ったら(ビルマに行くときは、いつもタイ経由なため)、静電気の起きない、麻か、または少し化繊の入った布で法服を仕立ててもらおうかしらん(日本で仕立ててもらうと、ものすごく高くつく)。

本来ならビルマで仕立てるのが本筋ですが、私はビルマ語ができないから、ちょうど体にぴったり合うよう、希望を述べるのが困難なので。

今度、タイに行ったら、バンコクのインド人街に行ってみよう!

迷路のような狭い通りに、布屋と仕立て屋がひしめき合っているから、超々暑苦しいけど・・・、ずらりと並んだ、インド製のサリーを見るのも楽しみなので。閑話休題。。