Sayalay's Dhamma book

中国語で書かれた仏教書(主にテラワーダ、南伝仏教系)を日本語に翻訳して公開。たまには<般若の独り言>にて日常の心模様を独白します。                    2018年5月25日クムダ・セヤドーより初心者瞑想指導の許可を得る。 コメント欄はどなたも利用OKですが、リトリートに入っている時は回答致しません。

パオ・セヤドー講述「菩提資糧」(翻訳文)-145

波羅蜜を修習する時の詳細法とは何か?

この問題:「如何にして波羅蜜を円満成就するか?菩薩はどのようにして波羅蜜を修習するのか?」の答えは以下の通り:

布施波羅蜜

衆生の利益のために、菩薩は色々な方法でもって、布施波羅蜜を円満成就する:

すなわち、衆生の利益と幸福のために尽力し、自己の身体と生命を捨てて、彼らの身上に発生するであろう危険を防止し、彼らに仏法の指導を行う、等である。

詳細な答えとしては:布施には三種類ある。

すなわち、一、物施または財施。二、無畏施。三、法施。

一、物施

物施は、また二種類に分けることができる。すなわち(ⅰ)内物施と(ⅱ)外物施である。(経典に基づいて列挙するならば)布施できる外物は10種類ある:食べ物、飲み物、衣類、交通機関、香水、花と薬、座席、ベッド、住居と灯り取りの道具。これらは、もっと多くの種類に分けることができる。例えば、食べ物は固いものと、軟らかいものなど。

同様に、(論蔵に基づいて列挙するならば)物品は、六塵(六所縁)の分類方法に基づいて六種類に分けることができる。すなわち、目に見える物、音に聞こえる物など。これら六塵の物品は、さらに細かく色々に分類することができる。たとえば、見える物としては、黄色のもの、青い物などなど。

同様に、物品は、多くの無生物として分けることもできる。たとえば、宝石、金、銀、真珠、珊瑚、稲田、その他の耕作に適した土地、公園、花園など。生きているものとしては、女性の奴婢、男性の奴婢、牛などがある。このように、布施できるものは多くある。

(+)(=)訳者。(つづく)

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<パオ・セヤドー講述「菩提資糧」1999年中国語版→日本語訳出

翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>