Sayalay's Dhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。

パオ・セヤドー講述「菩提資糧」(翻訳文)~181-1

問2-7:

四界分別観を修行して後、初めて名色法を分析

できる、という言い方は、どの経、論に出ていますか?

答2-7:

多くの経及びそれらの注釈の中に、これらの事が書かれている。

たとえば、《中部 Majjhima Nikāya》の

《大牧牛者経Mahāgopālaka Sutta》及び

《相応部 Saṁyutta Nikāya》の

《不遍知経 Aparijanana Sutta》である。

色業処の修行方法の内、簡略的な修行方法に

ついては、

《大念処今日Mahāsatipaṭṭhāna》の

《大象跡経 Mahāhattipadopama Sutta》、

《大教誡羅候羅経Mahārahulovāda Sutta》、

《界分別経Dhātuvibhaṅga Sutta》、

及び《阿毘達摩論蔵 Abhidhamma Piṭaka》

の中の《分別論Vibhaṅga》の

《界分別Dhātuvibhaṅga》などに書かれてある。

禅の修行者には以下の二種類がある;

純観行者(suddha-vipassanā-yānika)と

止行者(samatha-yānika)である。

(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。(つづく)

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<パオ・セヤドー講述「菩提資糧」1999年中国語版→日本語訳出

翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>