wong0110's diary

中国語で書かれた仏教書(主にテーラワーダ、南伝仏教系)を日本語に翻訳して公開。+日常の心模様の独り言<是誰庵のひとやすみ>。

パオ・セヤドー講述「菩提資糧」(翻訳文)~212-9

それらは、個別に分けて考えれば、禅支と称するが、しかし、全体的には、ジャーナと称する。ジャーナの修行を始めたばかりの時、あなたは、長時間ジャーナに入っているように練習するべきであり、あまり多くの時間を禅支(jhānaṅga)の識別に費やしてはならない。

あなたは、初禅の五自在を、練習するべきである。

一、転向自在:出定の後、諸禅支を識別できる事。

二、入定自在:いつでも、入定したい時に入定できる事。

三、住定自在:自分が事前に決めておいた定に、入りたいだけ入っていられる事。

四、出定自在:予定しておいた時間に、出定できる事。

五、省察自在:諸禅支を識別できる事。

 

熟練して、初禅に掌握することができるようになったならば、あなた第二禅から第四禅、またそれらの五自在までに進むことができる。

第四禅に入ると、呼吸は完全に停止する。

ここにおいて、安般念の第四の段階が完成したことになる:

四、『私は息の身行を静めて、息を吸う』、

彼はこのように修行する。

『私は息の身行を静めて、息を吐く』、

彼はこのように修行する。

この段階は、禅相の生起の前に始まる。

定力は、四種類のジャーナを修行することに従って、成長する。

呼吸はますます静まり、第四禅に入ると、呼吸は完全に停止する。

禅の修行者が、安般念を修行して第四禅に到達し、かつ五自在を成功させると、その禅定によって生じる光は、輝き、明るく、光芒は四方に放射される。

その時、彼は己の希望に従って観禅(vipassanāヴィパッサナー)を修習することができるし、また、引き続き止禅(samatha)の修習をしてもよい。

(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。(つづく)

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<パオ・セヤドー講述「菩提資糧」1999年中国語版→日本語訳出

翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>