wong0110's diary

中国語で書かれた仏教書を日本語に翻訳して公開。+日常の心模様の独り言。

パオ・セヤドー講述「菩提資糧」(翻訳文)~213-2

如何にして四界分別観を修行するのか

もし、四界分別観を修行するのであれば、あなたは先に、全身において、逐一、四界の12種類の特徴、または性質を、識別しなければならない。

一、地界:硬さ、粗さ、重さ、軟らかさ、滑らかさ、軽さ。

二、水界:流動性、粘着性。

三、火界:熱さ、冷たさ。

四、風界:支持性、推進性。

初心者については、通常、比較的識別しやすい特徴から先に教え、比較的識別しにくい特徴は、後に残しておく。

通常、指導する前後の順番は:推進性、硬さ、粗さ、重さ、支持性、軟らかさ、滑らかさ、軽さ、熱さ、冷たさ、粘着性、流動性である。

一種類ごとの特徴を識別する時、まず先に、身体のある部位においてそれを識別し、その後に全身の各部位において、それを識別するべきである。

もし、あなたが、安般念を修習して、第四禅に到達しているのであれば、あなたは毎回座禅を始める時に、安般第四禅に証入するべきである。

第四禅の禅相が非常に明るくなった時、あなたはジャーナから出てきて、その後に、身体の四界を観察する。

たとえば、「推進性」の識別を開始する時、あなたは、触覚を利用して呼吸時の頭の中央(内部の中心点)で感じる所の推進性に注意を払う。推進性を識別することができたならば、あなたの心がそれをはっきりと認識できるまで、それに専注しなければならない。

その後に、あなたは注意力を、その近くの別の身体部分に移動させて、その部分の推進性を識別する。

このようにして、徐々に、あなたはまず、頭部の推進性を識別することができるように努、その後の頸、躯体、腕、膝、太ももから足までを、識別する。このような方法で、あなたが注意力を身体のその部位におきさえすれば、非常に容易に推進性を感じることができるようになるまで、再三再四、何度も重複して、修習する。

あなたは、これに似た方法で、その他の特徴を識別することができる。

それはすなわち、あなたがそれぞれの特徴を認識するための修習をしている時、身体のある部分から始めて、その後にそれがはっきりと識別できるようになったならば、全身において、その特徴を観察できるようになるまで、その他の部分の観察も、修習しなければならない、という事である。

(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。(つづく)

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<パオ・セヤドー講述「菩提資糧」1999年中国語版→日本語訳出

翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>