wong0110's diary

中国語で書かれた仏教書(主にテーラワーダ、南伝仏教系)を日本語に翻訳して公開。+日常の心模様の独り言<是誰庵のひとやすみ>。

「南伝仏教キホンのキ」(翻訳文)2-8

名を《算術師摩嗄藍経》という経文がある:

ある日、姓を摩嗄藍という算術師(数学の教師)が、世尊を訪ねてきた。

お互いにあいさつを交わした後、算術師摩嗄藍は世尊に問うた:

”友、ガウタマよ。この殿堂を建設する時、一層の上にまた一層と建てていかねばならないように、また、世間の各種の学問が、みな、順序に従って教えられなければならないように、我々算術の教師もまた同じく、簡単な事柄から、複雑な事柄へと、一歩づつ学生に教えます。

友、ガウタマよ。貴方の教法においてもまた、このように順序良く、次第に応じて学び、修行しますか?”

世尊は答える:

仏陀の教法もまた順序に従い、次第によって学び修行します。それは、経験が豊かな馬の調教師は、一頭の良馬を、順序良く、ゆっくりと訓練するように、仏陀も一人の人を教え導く時、以下のような順序で訓練します:

すなわち、まずその人が、持戒できるようにします。持戒が清浄になった後、感官を守り、飲食は適量を知るように指導します。

その後に、日夜、禅の修行をし、覚醒することを実践し、正念と正知を保つように指導します;

辺鄙な場所に行って座禅をし、内心の障礙を捨て去った後、定力を育成し、禅那(=ジャーナ)を証悟する(+よう指導します)。”

(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。(2-9につづく)

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<無憂比丘著「南伝仏教キホンのキ」中国語→日本語訳出

翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>