wong0110's diary

中国語で書かれた仏教書(主にテーラワーダ、南伝仏教系)を日本語に翻訳して公開。+日常の心模様の独り言<是誰庵のひとやすみ>。

パオ・セヤドー弘法記念「顕正法蔵」(翻訳文)~4-10

「怨憎・会、愛・別離、求・不得」は、有貪の苦(sarāga-dukkha)という。それは、執着によって生じる苦であるから、とする。

仏陀は《大念処経》の中で、このように説明している:

「比丘たちよ。

怨憎会とは何か?

ここにおいて、どのような人であっても、欲しいと思わないもの、いやなもの、不愉快な色塵、声塵、香塵、味塵、触塵または法塵を有する時、あるいは、どのような人であっても、心の中に悪意を有する者、心に害意を有する者、心に騒乱の意を有する者、心に危害の意を有する者、これらの人々と出会い、付き合い、連絡し、結合する事、比丘たちよ、それらを怨憎会苦という。

比丘たちよ。

愛別離苦とは何か?

ここにおいて、どのような人であっても、欲しいと思うもの、喜ばしいもの、愉快な色塵、声塵、香塵、味塵、触塵または法塵を有し、あるいは、どのような人であっても、心の中に善意を有する者、心に好意を有する者、心に慰めの意を有する者、心に安らぎの意を有する者、母親、父親、強大、姉妹、友人、仕事仲間または親族を有し、そしてその後に、これら人々との出会い、付き合い、連絡、結合を失う事、比丘たちよ、それらを愛別離苦という。

(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。(4-11につづく)

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<パオ・セヤドー「顕正法蔵」2008年中国語版→日本語訳出

翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>