第四章 いかにして煩悩を取り除くのか
第一節 戒定慧の育成
これらの煩悩は、如何にして取り除くべきか?
仏教では、煩悩を取り除く方法を、修行と呼んでいる。
修行は、また禅修行ともよばれ、パーリ語では、bhāvanā という。
Bhāvanā とは、どういう意味を持つのか?
それは<育成>を意味する!
育成とは何か?
戒・定・慧を育成するのである!
戒・定・慧は、合わせて三学と呼ばれるが、それはすなわち、三項目の訓練のことである。
その中で、戒は、道徳、品行を指し、定は、心の安定、静けさを言い、慧は、智慧の事を言う。
(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。(4-2につづく)
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<無憂比丘著「南伝仏教キホンのキ」中国語→日本語訳出
翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>