Sayalay's Dhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。

「南伝仏教キホンのキ」(翻訳文)4-1

第四章 いかにして煩悩を取り除くのか

第一節 戒定慧の育成

これらの煩悩は、如何にして取り除くべきか?

仏教では、煩悩を取り除く方法を、修行と呼んでいる。

修行は、また禅修行ともよばれ、パーリ語では、bhāvanā という。

Bhāvanā とは、どういう意味を持つのか?

それは<育成>を意味する!

育成とは何か?

戒・定・慧を育成するのである!

戒・定・慧は、合わせて三学と呼ばれるが、それはすなわち、三項目の訓練のことである。

その中で、戒は、道徳、品行を指し、定は、心の安定、静けさを言い、慧は、智慧の事を言う。

(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。(4-2につづく)

★誤字脱字を発見された方は、<菩提樹文庫>まで。

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<無憂比丘著「南伝仏教キホンのキ」中国語→日本語訳出

翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>