我々は、上記のような方法でもって、名色法がどういう構成になっているのかを、観照しなければならない。
それらは、どのようにして、運行されているのか?
どのような状況の下で、善心は生起するのか?
どのような状況の下で、不善心は生起するのか?
善心は、どのようにして、育成されるべきなのか?
不善心は、どのようにすれば、避けることができるのか?
名色法を理解した後、更に進んで、名色を作り出す原因、生命の因を探しださねばならない。
果があるなら、必ず因があるはずである。
生命が一つの結果であるならば、その因も必ずあるはずである。
煩悩があり、貪愛があり、追及したいものがあり、あれがほしい、これがほしいと思い、そのために行動に出て、(+人は)善業をなしたり、不善業をなしたりする。
(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。(4-10につづく)
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<無憂比丘著「南伝仏教キホンのキ」中国語→日本語訳出
翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>