wong0110's diary

中国語で書かれた仏教書(主にテーラワーダ、南伝仏教系)を日本語に翻訳して公開。+日常の心模様の独り言<是誰庵のひとやすみ>。

「南伝仏教キホンのキ」(翻訳文)5-4

このような方法で、呼吸に専注することを、15分、20分、乃至半時間、持続することができて、心も静かになり、妄想も少なくなったならば、息を数えるのはやめて、ただ心を、鼻の先、人中と呼ばれる、そのあたり一帯に安住させて、息を覚知しつづければ、それでよい。

呼吸を知覚することは、実は非常に簡単で、単純なことなのである。

なぜか?

というのも、我々は、時々刻々と呼吸しており、呼吸していない時はないのであるが、我々は、長い間、その存在を忘れてしまっているのである。

呼吸を覚知するためには、特別な計らいは必要ではなく、ただ、知りたいと思い、いつでも存在する呼吸に、関心を寄せれば、それでよい。

以上が、呼吸を専注することによって心を平静にする方法であり、入出息念と言う。

常日頃から、呼吸に関心を寄せる修行をするならば、あなたは発見する;あなたの情緒・感情は、容易にコントロールできるようになり、あなたの心は容易に静かになることを。

(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。(5-5につづく)

★誤字脱字を発見された方は、<菩提樹文庫>まで。

ご協力、よろしくお願いいたします。

<無憂比丘著「南伝仏教キホンのキ」中国語→日本語訳出

翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>