wong0110's diary

中国語で書かれた仏教書(主にテーラワーダ、南伝仏教系)を日本語に翻訳して公開。+日常の心模様の独り言<是誰庵のひとやすみ>。

☆「掌中の葉」(翻訳文)1-1

序説

ある時、世尊は僑賞彌(=コーサンビー)の黄檀の森にいました。その時世尊は、黄檀の木の葉を何枚か掌に乗せて、比丘たちに聞きました:

「比丘たちよ。あなた方は、どう思いますか?私が拾って、手の中に置いた、この何枚かの黄檀の葉っぱの方が多いだろうか?それとも、頭上の黄檀の森の中の葉っぱの方が、多いだろうか?」

比丘たちは答えて曰く:

「世尊が拾って、手の中に置いた黄檀の葉は非常に少ない。そして、頭上の黄檀の森の中の葉っぱは、非常に多い。」

世尊は言う:

「それと同じように、比丘たちよ。

私が悟り、かつ、語らない法は非常に多く、私が(意を決して)語る法は、非常に少ない。」《相応部・56諦相応・第31経》

(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。(1-2につづく)

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<「掌中の葉」(シッダッタ学院)中国語→日本語

翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>