五蓋から離れる事より外に、我々は常に、以下の事に注意を払わなければならない:
それはすなわち、我々の修行は、必ず愉快、喜悦、軽安、楽しさに満ちたものでなければならない、という事。
というのも、これらの要素があるとき、我々は正定を成就することが、できるのであるから。
故に、我々自身が、自分に定があると感じられるようになる以前、我々の指導法則は以下のようになる:
(一)修行に入る前:
(反省する)「私の心は、五蓋を離れているか?」
(二)修行の最中:
総括的に言うと、我々自身がリラックスして、心地よさ、楽しさを感じているならば、正道を歩んでいると見做せる。
もしあなたが、このように修行することが出来るならば、止禅とは、リラックスしており、愉快で、何等の苦労も、することもないのである。
(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。(1-29につづく)
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<「掌中の葉」(シッダッタ学院)中国語版→日本語訳出
翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>