Sayalay's Dhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。

是誰庵のひとやすみ~天使の目

毎日の日課で、昨日も、温泉プールに行きました(水中運動の為)。

一時間ほどで運動は終わり、普段着に着替えて、帰ろうとしていた時。

4月に小学一年生になったばかりの女の子が、こういいました。

女の子「おばちゃん、頭、坊主だけど、お坊さんなの?」

私「うん、そう」

女の子「お坊さんでも、頭、坊主じゃない人いるよ?」

私「日本のお坊さんは、毛を生やしても構わないことになっているからね。おばさんは、外国で尼僧さんになったから。外国のお坊さんは皆、坊主になるんだよ」

女の子「うん、そうだね。お坊さんなんだから、頭、坊主にしたほうが格好いいよね」「でも、おばちゃん、衣、着ていないよね?どうして?」

私「Y盆地は寒いでしょ?桜は咲いたけど、今朝は7度だったから、やっぱ、普通に、ズボンとか、セーターとか、ダウンとか、着たいのよね」「尼僧さんは、薄い綿のスカートだから、冬はね、ちょっと辛い」

女の子「おばちゃん、スカートの下に、スパッツ履けば暖かいよ。お坊さんなんだから、お坊さんの服装した方がいいよ」

私「そうだね。じゃ、今度、きちんとお坊さんの服装してくるね」「恰好いいから、見てね」

女の子「うん、分かった」

7歳の子供でも、僧侶のなすべき義務ーーー頭を剃り、三衣を着て、仏法の宣揚アイコンとして、人々に影響を与える事--ーを知っているのですね。

驚きました。