Sayalay's Dhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。

☆「掌中の葉」(翻訳文)2-22

あなたが最初の段階の修行を行う時、前行は、あなたにとって、重要なポイントであった。

ある程度の修行が進んだ後で、あなたが、あるレベルの定を体験するようになったならば、あなたにとって、結行と前行は、同等に重要なものになる。

以下は、我々はなぜ、「結行」の練習を重要視しなければならないのか、という理由である:

座禅・瞑想して定を修習することと、日常的な活動は、一つは静態で、もう一つは動態であり、両者の間には、相当の差異がある。

動から静であっても、静から動であっても、段階的な過度期が必要であり、突然急激に転換するのは良くない。

そうであるならば、心身に良くない影響を及ぼし、定の修習の成果に関しても、マイナスの作用を生じせしめる事が有る。

(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。(2-23につづく)

Idaṃ me puññaṃ nibbānassa paccayo hotu。  

★誤字脱字を発見された方は、<菩提樹文庫>まで。

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<「掌中の葉」(シッダッタ学院)中国語版→日本語訳出

翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>