wong0110's diary

中国語で書かれた仏教書(主にテーラワーダ、南伝仏教系)を日本語に翻訳して公開。+日常の心模様の独り言<是誰庵のひとやすみ>。

パオ・セヤドー講述「顕正法蔵」(翻訳文)5-67

    <Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>

8-6-5-3 捨覚支を生起させる事の出来る五種類の方法

捨覚支を生起させる事の出来る、五種類の方法がある:

1、衆生に対して執着しない態度:

2、物に対して執着しない態度:

3、衆生と物に対して偏愛する人(または独占欲の強い人)から遠く離れる事:

4、衆生に対して平等で、衆生や物に執着しない人と親しむ:

5、捨覚支を育成すると決意する。

(一)ここにおいて、彼は、二種類の方法を通して、「衆生に対して執着しない態度」を策励する:

(甲)以下のような(+考えを)通して、衆生は、彼ら自身の業の所有者であると思惟する:「私は過去世において造りし業によって生じた。そしてその上、私自身の業によって、この地を離れ、次の世へと生まれ変わる。他人もまた、己の業によって来たりて、去る。そのようであれば、私は一体誰に執着しているのだろうか?」。

(乙)以下のような(+考えを)通して、衆生には自我(=確固たる自己、実体ある自己)がない事を思惟する:

「究極的には、刹那に生・滅する名・色法があるだけで、衆生というのは存在しない。それなのに、私は一体、誰に執着するというのだろうか?」(5-68につづく)

    <Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>

(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ

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<パオ・セヤドー「顕正法蔵」2008年中国語版→日本語訳出

翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>