wong0110's diary

中国語で書かれた仏教書(主にテーラワーダ、南伝仏教系)を日本語に翻訳して公開。+日常の心模様の独り言<是誰庵のひとやすみ>。

☆「掌中の葉」(翻訳文)4-10

    <Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 

性行の識別方法

  威儀与作業(威儀と行い)、

  而食及見等(食事や、見る時など)、

  於法之現起(法において顕になるが故に)、

  弁知於諸行(諸行において識別を得る)。

《清浄道論・第三章・第87段》

《清浄道論》の記載によると、性行(=性格と行い)の識別方法は、幾つかの項目に分けることができる。

また、[《清浄道論》「六種類の性行」における瞋行者の研究 ] を整理すると、以下のようになる。

(訳者注:

からまでの日本語訳は、原文では表ですが、hatenaでは表が作成できませんので、箇条書きとします。)

★外貌の紹介:

(1)貪行者・信行者

歩く=自然な歩調及び優美な歩き方で歩く。ゆっくりと足をおろし、しっかりと地面を踏んで、端正に足を上げ、足跡は曲がっている(足ふまずが地面につかない、の意)。

立つ・座る=人が見て喜ばしく思うような、優美な姿勢で立つ、または座る。

寝る=急がず、慌てず、ベッド・メイキングを行い、ゆっくりと横になる。人が見て喜ばしく思うような姿勢と手足の様子をして、眠る。彼を起そうとしても、急いで起き上がることをしない。ゆっくりと返事をして、その様子は、(+起こされる事に)何か疑問を持っているように見える。

仕事=急がないけれど、ゆっくり過ぎる事もなく、人を喜ばしくさせるような様子で、円満に仕事をする。

食事=脂肪と甘いものが好き。食事をする時、一口分より小さく丸めて食べる。味わう為に細かく噛んで、急がず食する。何かおいしい物に出会うと、喜悦が生じる。

見る=小さな喜ばしい事柄を見てさえも、驚愕して、長く見続ける。たとえ小さな徳行であっても、執着する;しかし、実際に、大きな過失を犯した時は、それを重視しない。どこかの土地を離れる時、恋々と回顧して、離れがたい。(4-11につづく)

    <Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>

(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は<菩提樹文庫>まで。

ご協力、よろしくお願いいたします。

<「掌中の葉」(シッダッタ学院)中国語版→日本語訳出

翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>