Sayalay's Dhamma book

テーラワーダ系仏教書の翻訳は2019年夏を持ちまして終了致しました。これまでに翻訳しました内、23冊は<菩提樹文庫>にてPDF版を読むことが出来ます。今後、翻訳文を掲載する予定はありませんが、偶には<般若の独り言>にて日常の心模様を独白します。学問的な議論ではなく、ただの雑談、独り言です、お楽しみ頂ければ幸いです。2018年5月25日クムダ・セヤドーより初心者瞑想指導の許可を得ました。 初心者の疑問にはコメント欄にて対応します。

「メーチ・ケーウの物語」(翻訳文)1-1

    <Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 

メーチ・ケーウ(1901-1991)は、田舎に生まれた女性で、タイ東北地方の平凡な農村において、素朴な生活を送っていた。

彼女は、多くの困難を克服し、家を離れ、仏陀の聖道を追い求めた。

メーチ・ケーウは、若い頃から非常に良い因と縁があり、何人かの、当代の著名な禅師に出会うことができた。

彼女は、彼らから真剣に学び、一粒の、清明で運用自在な心でもって、精進し、修行した。

彼女の頑張り、彼女の勇気、直観的智慧が彼女をして、一切の世俗の限界ーー社会生活の多くの気がかり、内心の心霊の手枷足枷ーーを超越して、生老病死の束縛から解脱せしめた。

メーチ・ケーウは、現代人が知り得る、何人かの阿羅漢尼の中の一人であり、彼女は生き生きとした実在の模範であり、一個の衆生ーー男女を問わず、種族、階級の別なくーーみな、仏教の最も究極なる果位を、証悟することが出来る事を、証明した。

訳者注:メーチとは、タイ語で、出家した女性の呼称。正式には<メー・シーラ・シン>と言い、メーは‘女性’、シーラは‘戒’、シンは‘守る’という意。中国語では、‘持戒修道女’と訳される事が多く、大乗の比丘尼に相当。

予備知識として、先に、裏表紙にあった文章を、翻訳して紹介しました。次回から本文に入ります。(2-1につづく)

    <Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>

(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は

<菩提樹文庫>まで。ご協力、よろしくお願いいたします。

<原題「美琪喬ーー一位阿羅漢尼修道証果之旅」Dhammavamsa Publication 

中国語版→日本語訳出 翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>